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eSP+の概要

実用性の高い出力特性と優れた耐久性、静粛性、上質感といった高性能、そして低燃費性能を実現した小型スクーター用エンジン「eSP」を細部に至るまでリファイン。4バルブ機構や新たなフリクション低減技術を適用し、さらに力強い出力特性と優れた環境性能を達成しています。

出力向上のための技術

「eSP+」では、4バルブ機構の採用、ボア×ストロークの変更、クランクまわりの高剛性化、ピストンジェット機構の採用により、出力を向上。カテゴリーをリードする優れた走行性能を実現しています。

4バルブ機構

通常の「eSP」の2バルブ機構に対し、「eSP+」は4バルブ機構を採用。バルブ総面積の拡大により、混合気の吸気効率と燃焼ガスの排気効率を高め、高出力化を達成しました。

ボア×ストロークの変更

ボアを拡大し、ストロークを縮小。バルブ総面積の拡大と、ショートストローク化による摺動抵抗の低減により、出力向上に寄与しています。

クランクまわりの高剛性化

クランクシャフトは新設計とし、剛性を向上。また、クランク右側のベアリングにはローラーベアリングを採用しました。これらにより、高回転時の慣性力と燃焼エネルギーにより発生するクランクシャフトのたわみを抑制して出力の向上と騒音、振動の低減を実現しています。

ピストンオイルジェット

CRF450R等にも採用されている高出力化技術であるピストンオイルジェットを採用しました。ピストンの裏側にエンジンオイルを噴射することで効率的に冷却を行いノッキングなどの異常燃焼を抑制しながら点火時期の進角を可能とし、出力向上に寄与します。

フリクション低減のための技術

ローラーロッカーアームやオフセットシリンダー、スパイニースリーブといった、従来から採用されているフリクション低減技術に加え、新たな技術を多く採用し、低燃費性能を進化させました。

油圧式カムチェーンテンショナーリフター

カムチェーンにテンションをかけるためのカムチェーンテンショナーリフターに、油圧式を採用。カムチェーンが回転する際の「振れ」を抑制し、テンショナーを速やかにチェーンに追従させることでフリクションを低減。騒音、振動も抑制するとともに、従来よりも燃費性能を向上させています。

ダブルコグベルト

変速に用いるドライブベルトに、外側・内側ともコグ(歯)形状としたダブルコグベルトを採用。シングルコグ構造と比較して屈曲方向に柔らかく、側面からの圧力に対して剛性が高い特性を有しています。この特性により屈曲時に発生する抵抗を低減し、フリクションを抑制。プーリーからベルト側面にかかる圧力による変形を抑え、駆動力のロスが少ない高効率な出力伝達と低燃費性能を実現しています。

吸気系

エアクリーナーからインレットパイプまでを構成する各部品の吸気経路を拡大。スムーズに繋ぐことで吸気効率の向上を図りました。エアクリーナーの容量を拡大することで高出力化に寄与します。

排気系

マフラー内部の膨張室を繋ぐパイプをストレート構造とすることで、排気抵抗を低減し、力強い走りを実現。また、キャタライザーの配置も最適化することで排気ガスの浄化性能を高めています。