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編集後記(2011年1月)

Hondaは約10年前にACGスターターシステムと それによるアイドリングストップシステムを開発し、量産車に投入しました。

当時は50ccエンジン用のみでしたが今回はそれを進化させ、125ccまで搭載可能なシステムとして開発し、PCXに搭載しました。ACGスターターは、減速ギヤがないので静かなエンジン始動が可能であり、アイドリングストップに最適な技術です。

しかし、125ccエンジンを始動するためには50ccエンジンに比べて大きな力が必要です。そのままでは非常に大きなACGスターターを使わなくてはいけません。

減速機構を設ければACGスターターのサイズを小さくすることは可能ですが、シンプル、廉価かつ、静かで高品位な始動フィーリングのアイドリングストップシステムとするために、あえて減速機構を持たない構造で開発を進めました。

様々な工夫によりサイズを最小限に抑え、通常のエンジンサイズに収まるシンプルでコンパクトなACGスターターを開発することができました。減速機構がない分、コンベンショナルな始動システムよりもエンジン幅を短縮でき、また重量もスターターモーターが無いぶん、軽くすることが出来ました。

PCXの、静かで高品位なエンジン始動フィーリングを、ぜひ皆さんに実感して頂きたいと思っております。