まずはじめに、
VCM(ブイ・シー・エム:可変シリンダーシステム)とは 何かをご紹介しましょう。
VCM(Variable Cylinder Management)とは、
走行状態によって 自動的にエンジンの「3分の1、半分」を休ませ(=気筒休止) ガソリンを節約する技術です。
エンジンを3分の1、半分休ませるため、小さなエンジンのクルマでは 充分なパワーが得られません。したがってVCMは、
燃焼を止めて、気筒休止。
VCMは6気筒エンジンに搭載されていて、 6気筒のうち、1/3の2気筒、半分の3気筒で燃焼を止め 気筒休止を行います。
気筒休止するということは、VCMが働いたときは 排気量の少ない、小さなエンジンで走るのと同じ。 だから、ガソリンが節約され、CO2の排出も少なくなります。
VCMはどんなときに働くか。
VCMは、市街地走行から日常的に働きます。 また、特に高速道路のロングドライブで働かせると、 大きく燃費低減に貢献することが期待できます。
VCMは、上級セダンのゆとりある 走りの楽しさをそのままに、優れた燃費を実現。 環境性能と経済性を向上させるテクノロジーです。
〜 VCM編 〜
「Honda テクノロジー図鑑 VCM編」の感想をお聞かせください。*