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このコンテンツは、2004年当時の資料です。
必要なときに瞬時に後輪へと駆動力を配分。
頼もしく軽快な走りと低燃費を両立させた
軽量・コンパクトな Honda独自の4WDシステム。
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デュアルポンプシステム採用
リアルタイム4WD
Hondaの各4WDモデルに
幅広く採用されています。
デュアルポンプシステムとは

前輪側のポンプと後輪側ポンプ、二つのポンプを装備し、必要なときにだけ瞬時に後輪にも駆動力を配分するシンプルな機構の4WDシステム。前輪の回転数が後輪側を上回った場合のみ、油圧が発生して前後輪の間のクラッチをつなぐ、軽量・コンパクトで経済的なシステムです。

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通常の走行時は、燃費が良く経済的なFF(前輪駆動)状態で走り、必要なときには瞬時に、リアルタイムに4WDへと切り替わる。しかも、システムは軽量・コンパクトに。そんな高効率な4WDをめざして開発されたのが、デュアルポンプシステム採用リアルタイム4WDです。通常はほぼFF状態で、発進・加速時や雪道、オフロードなど前輪の回転が後輪の回転を上まわった時には、ポンプ間に発生した油圧によって前輪と後輪をクラッチでつなぎ、後輪にも適切な駆動力を配分。頼もしい走破性と軽快な走りを両立。また燃費や静粛性にも優れています 。

  デュアルポンプ採用リアルタイム4WD
■デュアルポンプ採用リアルタイム4WD
1ー前輪が空転しトルクを路面に充分に伝えきれない場合は油圧を発生させて後輪にトルクを伝達します。
2ーリアポンプ
3ー油圧回路
4ーフロントポンプ
5ー多板クラッチ
 
4WDデュアルポンプシステム制御イメージ図
  [通常走行]   [発進・加速時など]  
4WDデュアルポンプシステム制御イメージ図
  前輪の回転にともなって作動するフロントポンプと後輪の回転にともなって作動するリヤポンプ。通常走行時は前後輪が同じように回転するので、二つのポンプの間をオイルが循環するので油圧は発生せず、ほぼFF状態で走行します。   発進・加速時や滑りやすい路面などで前輪の回転が後輪の回転を上まわった場合、すなわちフロントポンプの回転がリアポンプを上まわることで油圧が発生。油圧によって多板クラッチを押しつけ、後輪にトルクを伝達します。また、発生した油圧が設定値を超えた場合は、リリーフバルブが開いて油圧をコントロールします。  
 
デュアルポンプシステムをさらに進化させた新開発リアルタイム4WD
Honda独自のリアルタイム4WDを大きく進化させた、新しい4WDシステム。頼もしい走破性と軽快な走りに加え、低燃費と高い静粛性にも優れた特長を活かしながら、後輪へトルクを伝達するデュアルポンプシステムにワンウェイカムユニットとパイロットクラッチを新たに追加することで前輪の空転検知能力を大幅に向上させています。
FF⇔4WDの切り換えを瞬時に行い、タイムラグを感じさせない特性を獲得。さらに、後輪へのトルク配分のよりきめ細やかなコントロールが可能となり、雪道などでの発進性やコーナリングの安定性を飛躍的に高めています。
オデッセイ テスト車両(4WD車)による撮影  
新開発リアルタイム4WD構造図
オデッセイ テスト車両(4WD車)による撮影 ■新開発リアルタイム4WD構造図
 
タイムラグを感じさせずに後輪への駆動力伝達を行う、新カム機構。
デュアルポンプシステムは、前輪の回転数が後輪の回転数を上回った場合に、その回転差によって発生する油圧でクラッチを接続し、後輪へ駆動力を伝達します。クラッチ作動油圧は前・後輪の回転差に比例して大きくなるため、回転差が小さい領域では充分なトルクを後輪へ伝達させるには限界がありました。新開発リアルタイム4WDでは、デュアルポンプシステムのクラッチ機構に、2つのカムでボールを挟み込んだボールカムとパイロットクラッチで構成されるワンウェイカムユニットを追加。前・後輪の回転差が微小な段階で瞬時に2つのカムがボールによって押し広げられ、メインクラッチを接続。クラッチ作動油圧が充分に発生する前にメインクラッチを一定の力で押しつけることで、タイムラグを感じさせずに駆動力を伝達し、力強い発進加速を行います。前・後輪の回転差が大きくなると、充分に発生したクラッチ作動油圧によって強力にメインクラッチを押しつけ、力強い駆動力を後輪に伝達。たくましい走破性を発揮します。
 新開発リアルタイム4WD作動イメージ図
 
このコンテンツは、2004年当時の資料です。