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クラリティ FUEL CELL

5人乗りセダンパッケージ

燃料電池スタックの小型化で4人乗りから5人乗りへ

FCXクラリティで4人乗りセダンのパッケージを実現したHondaは、次のステップとしてクルマの基本形である5人乗りセダンパッケージを目指しました。

水素と酸素を化学反応させて発電するのがセルと呼ばれるものです。このセルを積み重ねて、必要な電力を供給するのが燃料電池スタックです。

クラリティ FUEL CELLでは、セルの性能向上により積み重ねる数を30%減らすとともに、セルの構造を改良することでセル自体も20%の小型化に成功。これにより、燃料電池スタックを従来のものより33%小型化することができました。

燃料電池スタックの小型化

燃料電池スタックの変遷

第1世代の開発では、強度に優れる金属セパレータを採用することでセルの薄型化を図りました。第2世代では、金属セパレータを進化させ、WAVE流路と冷却層の削減(2セル冷却構造)により、小型・軽量化を実現しました。第3世代では、2セル冷却構造とWAVE 流路の進化と樹脂枠MEA 構造により、さらに小型・軽量化を実現しました。

  • 第1世代
    2005年モデル

    第1世代 2005年モデル

    セル断面図

    セル断面図

    セパレータの素材を強度に優れる金属に変更することで、薄型化を実現

  • 第2世代
    2009年モデル

    第2世代 2009年モデル

    セル断面図

    セル断面図

    WAVE流路セパレータと冷却層の削減により発電性能を向上させ、セル積層数の削減を実現

  • 第3世代
    2016年モデル

    第3世代 2016年モデル

    セル断面図

    セル断面図

    水素と空気の流れを対向させることと樹脂枠構造で生成水の凝縮を抑制し、更なるセル厚みの低減とセル積層数の削減を実現

【特許公開内容(抜粋版)】燃料電池の冷却構造について

さらにクラリティ FUEL CELLでは、この燃料電池スタックに加えて、水素/空気供給システム、エアコンプレッサー、FC昇圧コンバーター(FCVCU)、駆動モーターといった燃料電池パワートレインを一体化し、V6エンジン同等サイズにコンパクト化することでフロントフード下に収めました。

発電・駆動機能をV6エンジン同等サイズにコンパクト化

さらに詳しく知りたい方は、エンジニアトーク「クラリティ FUEL CELL パワートレイン」編へ

その結果、クラリティ FUEL CELLは5人乗りセダンパッケージを実現。一方、FCVCUの採用により最大駆動電圧を従来の330Vから500Vに昇圧することで、駆動モーターの最高出力は30%アップの130kWを達成し、より爽快な走りを手に入れています。

いっそう高出力、高トルク、高回転に進化した駆動モーター