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Honda SUSTAINABILITY REPORT 2021Honda SUSTAINABILITY REPORT 2021

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トップメッセージ
代表取締役社長 最高経営責任者 三部敏宏
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 日頃よりHonda の企業活動に多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 Hondaは、1948年の創業以来、「人や社会の役に立ちたい」「人々の生活の可能性を広げたい」という想いを原点に、自らの持つ技術・アイディア・デザインで人の役に立つ、より良い社会の創造をめざし、さまざまな価値の提供に取り組み続けてきました。その取り組みの根底にあるのは、Hondaの基本理念である「人間尊重」の考えです。つねに人を中心に考え、そして人の可能性を信じる。それがHondaという会社です。
 新型コロナウイルスにより、私たちの暮らし・社会は大きく変わりました。限りある時間・命を、より安全で自由で豊かなものにしていきたい、と考える人が世界的に増えたと認識しています。
 一方で、社会の一員として連携や連帯の重要性を再認識し、自ら社会の課題解決に貢献していく意識も強くなったと思います。とくにその意識は「地球環境問題」へと向かっており、今後は地球との共生をより意識した社会への変化が加速すると思われます。「倫理的行動の高まり」「地球環境問題の解決」「人間らしさへの回帰」、これらが今後の大きなトレンドになっていくと考えています。
 4月に社長に就任し、新たな経営体制でスタートしました。新体制となったHondaが、今後めざす方向性について公表しましたので、その趣旨をあらためてお話しさせていただきます。
Honda フィロソフィー
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 創業者である本田宗一郎と藤澤武夫が遺した企業哲学「Hondaフィロソフィー」は、「基本理念(人間尊重と三つの喜び)」「社是」「運営方針」で構成されています。フィロソフィーは、Hondaグループのすべての企業と、そこで働くすべての従業員の価値観として共有され、あらゆる企業活動と、従業員の行動や判断の基準となっています。
 フィロソフィーは、単なる「ことば」として終わらせることなく、Hondaで働く一人ひとりが、主体者として実践し続けていく必要があります。そこでHondaは、フィロソフィーを教育プログラムに取り入れることはもちろん、日々の事業活動や経営におけるさまざまな意思決定に活かしています。
 またHondaには、「自由闊達・チャレンジ・共創」、すなわち「既成概念にとらわれない自由な発想と、信頼に基づくチームワークをベースに、失敗を恐れずチャレンジする」という企業文化があります。Hondaはこの企業文化を発揮しながら、企業活動を実践しています。
 Hondaに対する社会の期待は、時代とともに変化し続けています。Hondaは、これからも責任あるグローバル企業として、多様なステークホルダーの声に耳を傾けながら、その信頼と期待に応えられるよう、さまざまな課題解決に取り組んでいきます。

基本理念

人間尊重
自立

自立とは、既成概念にとらわれず自由に発想し、自らの信念にもとづき主体性をもって行動し、その結果について責任を持つことです。

平等

平等とは、お互いに個人の違いを認め合い尊重することです。また、意欲のある人には個人の属性(国籍、性別、学歴など)にかかわりなく、等しく機会が与えられることでもあります。

信頼

信頼とは、一人ひとりがお互いを認め合い、足らざるところを補い合い、誠意を尽くして自らの役割を果たすことから生まれます。Hondaは、ともに働く一人ひとりが常にお互いを信頼しあえる関係でありたいと考えます。

三つの喜び
買う喜び

Hondaの商品やサービスを通じて、お客様の満足にとどまらない、共鳴や感動を覚えていただくことです。

売る喜び

価値ある商品と心のこもった応対・サービスで得られたお客様との信頼関係により、販売やサービスに携わる人が、誇りと喜びを持つことができるということです。

創る喜び

お客様や販売店様に喜んでいただくために、その期待を上回る価値の高い商品やサービスをつくり出すことです。

社是

私たちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす

運営方針

– 常に夢と若さを保つこと

– 理論とアイデアと時間を尊重すること

– 仕事を愛しコミュニケーションを大切にすること

– 調和の取れた仕事の流れを作り上げること

– 不断の研究と努力を忘れないこと