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本田技研工業株式会社 熊本製作所

阿蘇山の麓に位置する熊本製作所
世界の手本になるマザー工場は国内向けスーパーカブシリーズを生産

1,651,056㎡の広大な敷地を有する熊本製作所。

熊本製作所は阿蘇山の裾野に位置する熊本県菊池郡で、1976年1月にHondaとしては4番目の製作所として操業を開始した。スーパーカブシリーズの生産は、鈴鹿製作所から移管され、1991年に始まった。

自然豊かな地域にある、1,651,056㎡(東京ドーム約36個分)の広大な敷地は、国内ではHondaの二輪車を生産する唯一の生産拠点だ。「元からださない」「貴重な資源の有効利用」「適切な処理」をテーマに環境保全対策や省エネルギー対策も積極的に取り組んでいる。

敷地内には、本格的なロードレースとモトクロスが楽しめる「Hondaセーフティ&ライディングプラザ九州」(HSR九州)と、安全運転の実践教育を行う「交通教育センターレインボー熊本」がある。生産工場にこのような本格的なモータースポーツと安全運転教育施設があるのは、極めて珍しい。

二輪車、ATVとパワープロダクツ(汎用製品)を生産し、2018年度の生産台数は、二輪車が約26万台、パワープロダクツは完成機が約4万台、エンジンが約45万台となっている。

熊本製作所では、3本の完成車組立ラインと、セルラインがある。ゴールドウイング、CRF1000L アフリカツイン、CB1100、CBR1000RRなどの大型モデルから、レブル500やCBR250RRなどの中型モデル、そしてジョルノやタクトの原付スクーターまで生産している。

もちろんスーパーカブ、クロスカブ、スーパーカブ プロや郵便配達仕様などスーパーカブシリーズ現行国内モデルが熊本製作所において生産されている。

2017年10月に世界生産累計1億台を達成したスーパーカブの記念モデルも、ここ熊本製作所でラインオフしている。予約申し込みをすれば工場見学も可能(詳細はhttps://www.honda.co.jp/kumamoto/でご確認を)。

1991年からスーパーカブシリーズの生産を開始した熊本製作所。現在は国内向けのスーパーカブを生産している。写真はリトルカブを生産していた2017年の模様。
スーパーカブシリーズ生産累計1億台達成車も熊本製作所でラインオフし、2017年10月19日には記念式典が開催された。
熊本製作所では2017年から国内向けのスーパーカブ、スーパーカブプロ、クロスカブシリーズを生産している。

2017年にモデルチェンジしたスーパーカブ50とスーパーカブ110。日本国内向けは熊本製作所で生産。

スーパーカブ50
■全長×全幅×全高:1860×695×1040㎜
■車両重量:96kg
■エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
■総排気量:49㏄
■燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置PGM-FI
■最高出力:3.7ps/ 7500rpm
スーパーカブ110
■全長×全幅×全高:1860×695×1040㎜
■車両重量:99kg
■エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
■総排気量:109㏄
■燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置PGM-FI
■最高出力:8.0ps/ 7500rpm

レジャーモデルのクロスカブ50とクロスカブ110。くまもんバージョンは50、110共2019年6月に追加。

クロスカブ50(くまもんバージョン)
■全長×全幅×全高:1840×720×1050㎜
■車両重量:100kg
■エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
■総排気量:49㏄
■燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置PGM-FI
■最高出力:3.7ps/ 7500rpm
クロスカブ110
■全長×全幅×全高:1935×795×1090㎜
■車両重量:106kg
■エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
■総排気量:109㏄
■燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置PGM-FI
■最高出力:8.0ps/ 7500rpm

14インチホイール、大きなフロントバスケット、リアキャリアなどを装備したスーパーカブ50/110プロ。

スーパーカブ50プロ
■全長×全幅×全高:1860×720×1050㎜
■車両重量:108kg
■エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
■総排気量:49㏄
■燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置PGM-FI
■最高出力:3.7ps/ 7500rpm
スーパーカブ110プロ
■全長×全幅×全高:1860×720×1050㎜
■車両重量:109kg
■エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
■総排気量:109㏄
■燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置PGM-FI
■最高出力:8.0ps/ 7500rpm