S500のデビュー前に荒川のテストコースで行われた試乗会にて、小林氏は本田 宗一郎と初めて言葉を交わした。
小林氏は後日、社員と同じ真白な作業着を着てS500をかなりのスピードで走らせていたことや、絶えず周囲の誰彼おかまいなく決して上品とは言えない冗談を飛ばすこと、どんな質問にもわかりやすくざっくばらんに答えてくれたことが印象的だったと綴っている。