
歴代のCIVIC TYPE R 5台が走行!
初代NSXやPRELUDE Conceptも展示「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」
イベントレポート#NSX #CIVIC #TYPE R #イベント2024.08.05
2024年7月11日(木)〜14日(日)。イギリスのウエスト・サセックス州 グッドウッドで開催された自動車とモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2024」にHondaが招待され、さまざまな展示や走行を行いました。Hondaブースには、初代NSX、CIVIC TYPE R、欧州初公開となるPRELUDE Conceptが展示され、世界の自動車ファンの注目を集めました。その模様を、写真と動画でご紹介します。
自動車とモータースポーツの過去、現在、未来が交差する場所
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、世界各国から新旧含めた貴重なレーシングマシンや市販モデルを目当てにファンや家族連れが気軽に訪れる場であるとともに、レーシングドライバーや自動車メーカーの首脳が一堂に会する、巨大な社交場でもあります。
グッドウッド名物のヒルクライムコースをまたぐ純白の橋。観客は近所のイベントに参加するようにくつろぎ、コースを駆け抜ける名車をエキゾーストノートともに堪能する。
走行イベントとして用意されているヒルクライムコースは、グッドウッド・ハウスと呼ばれる館の前から、敷地内をほぼ一直線に貫くコースで、脇には藁を固めて作ったストローベイルと呼ばれる昔ながらの緩衝材が置かれ、そのすぐ後ろからコースを疾走するマシンの姿を見ることができます。この走行イベントは、マシンを愛する人々と感動を分かち合いたいというリッチモンド公爵家のアイデア。まさに、モータースポーツ、そしてスポーツカーファンにとって夢のようなイベントなのです。
ヒルクライムコースの脇にある、ストローべイルのすぐ裏から、誰でも疾走する名車を見ることができるのがグッドウッドの醍醐味。
注目を集めたCIVIC TYPE Rのヒルクライム
PRELUDE Conceptの欧州初公開
世界が注目するこのイベントのヒルクライムに、歴代のCIVIC TYPE Rが5台(2001年のEP3、2009年のTYPE R EURO(FN2)、2015年のFK2、2017年のFK8、2022年のFL5)が登場。年代順に連なって走行し、観客を沸かせていました。
CIVIC TYPE Rがデビューしたのは1997年。およそ30年に及ぶ歴史のなかで、レーシングカーのテイストと圧倒的なドライビングプレジャーを提供し続けてきました。ファンのみなさまはそれぞれのモデルに思い入れがあると思います。CIVIC TYPE Rの歴代9種のモデル紹介はこちらをご覧ください。ヒルクライムコースを駆け抜け、ひときわ注目を集めていたCIVIC TYPE R(FL5)。
そしてHondaブースでは、かつてスーパースポーツの歴史を塗り替え、いまも世界で高い人気を誇るモデルとして存在し続ける初代NSXの美しいフォーミュラレッドの車両が展示されていました。SPORTS DRIVE WEBをご覧になっている皆さんの中にもオーナーがいらっしゃるNSXが、注目の舞台で輝きを放っていました。
Hondaブースの一番目立つところに展示された初代NSX。30年を経た今でも、見る者を惹きつける美しいデザインです。
また、スペシャリティスポーツモデルとして注目を集めている、欧州初公開のPRELUDE Conceptが初代PRELUDEとともに展示されていました。本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルです。
真っ赤なボディーカラーが印象的なPRELUDE Conceptは、注目の的でした。
今回は、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2024で、Hondaのスポーツモデルが注目されたことをお伝えしました。グッドウッドでのHondaブースの様子や、ヒルクライムコースの走行の模様を短い動画にまとめましたので、ぜひご覧ください!