君はなぜTYPE Rに乗るのか。

君はなぜTYPE Rに乗るのか。Honda All Type R World Meeting 2025 現場レポート#NSX #CIVIC #INTEGRA #TYPE R 
#イベント
2025.5.29

2025年5月10日(土)。モビリティリゾートもてぎで、「Honda All Type R World Meeting 2025」が開催されました。全国から約550台ものさまざまな車種・年代のTYPE Rが集まる壮大なイベントです。今回はそのイベントの現場で、参加者にスポーツカーに関わるテーマでインタビューを行いました。イベントの模様とともに、参加者の生の声を映像でご紹介します!

車種の枠を超えTYPE Rが集える場

元々はCIVIC TYPE Rが集うオーナー主催のイベントでしたが、車種の枠を超えてTYPE Rオーナーで集まるイベントに発展。2022年から「Honda All Type R World Meeting」となりました。4回目となる2025年も、これまで同様第2パドックに駐車可能な450台を上限に参加を募集していました。しかし参加希望が多かったため、スタッフが交渉を重ねて第1パドックの駐車許可を得たことで、最終的に約550台の参加となったそうです。

会場には、さまざまなパーツメーカーやショップがブースを出展、Hondaも、TYPE Rの象徴であるチャンピオンシップホワイトを初めて採用した初代NSX-Rと、その起源のマシンであるHonda F1 RA272、2025年1月に発表されたCIVIC TYPE R RACING BLACK Packageなどを展示。イベント主催のトークショーに、HRCドライバーの野尻 智紀選手、佐藤 蓮選手、岩佐 歩夢選手、そしてCIVIC TYPE R開発責任者の柿沼などが登壇しました。

参加されたオーナーのみなさんは、フリー走行や体験走行などのサーキットドライブを楽しんだり、トークショーを観たり、こうしたイベントで知り合ったTYPE Rオーナー同士で語らう時間を楽しんでいました。

君はなぜTYPE Rに乗るのか

“なぜTYPE Rに乗るのか”というシンプルな問いに対する答えとしては、「マニュアルで走るのがとにかく楽しいから」という方が多数を占めました。
その他に、学生のとき東京オートサロンで無限CIVIC TYPE R(FK2)のカッコよさにひと目惚れして、社会人になって手に入れたという方のように、スタイリングに惚れ込んでいる方も多くいました。

あるいは、INTEGRA TYPE R(DC2)のギュンギュン曲がる走りに衝撃を覚え、14年ほど乗って一度離れたものの、かつての走りの感動が忘れられずに買い直した方のようなリターン組もいました。また、他社のSUVからCIVIC TYPE R(FL5)に乗り換えた方は、今度すごいのが出る!と営業スタッフに勧められ、購入するかを迷っていました。そんなときに開発責任者である柿沼の発表スピーチ映像に心打たれて購入を決定。それまでは運転が退屈だったそうですが、それが一変し、今は刺激的な毎日をお過ごしとのこと。

このイベントは若年層が多いのも特徴です。毎回、20代と30代の参加者が約半数を占めています。したがって、会場で“若者のクルマ離れを感じるか”と伺うと、全員がノーという答え。参加された若年層の友人もクルマを楽しんでいる方が多いとのことでした。若者にとってTYPE Rは決して安くないクルマですが、強い魅力を感じてみなさん手に入れていました。

NSX、INTEGRA、CIVIC。さまざまなTYPE Rにそれぞれのファンがいて、自身のTYPE Rをこよなく愛し、TYPE Rのある生活を楽しんでいました。

TYPE Rに出会って人生が変わったと言う声もよく聞きました。それまでインドア派だったのに外に出かけるようになったり、このクルマに乗らなければ出会えなかったであろう人との交流を楽しむ方も多くいました。ときにはサーキットを走ることも。

Hondaが思いと情熱を込めてつくり上げたTYPE R。その思いは、参加者のみなさんの心に確実に届いていると実感しました。

Honda All Type R World Meeting 2025の雰囲気と参加者インタビュー[動画]

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