Honda Sports[新たな喜びをもたらす革新があるか。日本のクルマを面白くするために。]

Hondaがベストと信じる新しい走りの喜びをふたたび世に問う。

レーシングカーの持つ圧倒的なドライビングプレジャーを一般の人が少しでも味わえるようなクルマができたら面白いじゃないか──。四輪進出当初から世界最高峰のレースに挑み続けてきたHondaには、スポーツ360の誕生以来、熱いクルマづくりへの情熱が脈々と息づいている。

そうした想いから、F1を頂点とするHondaのレースフィールドで培った技術と情熱を市販車の世界に注ぎ込み、1992年にNSX-Rを生み出した。レーシングカーの開発手法を用い、テストコースやサーキットで鍛錬を重ねHondaならではのファインチューニングを実践。その結果として、乗る人のスポーツマインドをどこまでも高揚させる、レーシングカーのテイストと圧倒的なドライビングプレジャーを獲得するクルマ、TYPE Rである。

そのテイストを、より多くの人に楽しんでいただきたいと考えたHondaはライトウエイトクラスのインテグラ TYPE Rを生み出した。

FFでありながら、アンダーステアを感じさせないリニアで小気味よい旋回性能。ドライバーの意志に俊敏に応えるダイレクトなステアリングフィール。アクセルの動きに即応するピックアップの良さ、高回転域まで伸びるインテグラ TYPE Rの痛快な加速フィールは、世界のスポーツドライビングファンの心を驚きとともに捉えた。

Hondaは、インテグラ TYPE Rを通じて市販スポーツカーに、新たな走りの喜びを創造することに挑んだのだ。

1995 INTEGRA TYPE R

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