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トラフィック・サイクル
安全啓発小冊子「トラフィックシリーズ」
5.よく見よう! 高齢者の自転車
  ふらつきながら進路変更する高齢者の自転車にヒヤリ!?
image 買い物や通院、訪問と、自転車を利用する高齢者も少なくありません。(財)交通事故総合分析センターのデータによると、高齢者の自転車事故は「昼間」の「交差点」で多発しています(平成11〜15年)
 道路をふらつきながら走ったり、曲がり角を曲がりきれずによろけたりする高齢者が乗る自転車を見かけたことはないでしょうか。また、左右を確認せずに道路を横断したり一時停止をせずに走る高齢者も多いようです。
 高齢者の行動特性として、視野が狭まっていること、身体的機能の衰えによりバランスがうまく保てないことなどがあげられます。また、クルマが自分に気がついて避けてくれると勝手に思いがちです。
 そのため、バランスが保てずふらついたり、左右を確認しているつもりでも見えていなかったため走行する車両の直前を横断したり、他の車両にかまわず急に進路変更したりすることがあるようです。中には、高齢者が運転する自転車に気がついたクルマがホーン(警音器)を鳴らしたところ、これに驚き、ふらついて転倒し、死傷する事故も発生しています。
 高齢者は素早く危険回避することが苦手です。ドライバーやライダーは思いやりとゆとりを持ってホーンをならさないですむような運転をすることが大切です。
 
 
●自転車・知っておきたいこと

 65歳以上の高齢者が自転車乗用中に起こした出会い頭の死亡事故の79%は、高齢者の自転車もクルマもお互い直進しようとしていて起こったものです。高齢者の自転車の場合、出会い頭事故の発生率は、昼間は交差点への進入方向がクルマの「右から」と「左から」でほぼ同数なのに対し、夜間は「右から」が「左から」の3.0倍に増えます(16〜64歳の青・壮年層では1.9倍)(平成11〜15年)
((財)交通事故総合分析センター資料)
 自転車が無灯火で服装も暗ければ、いっそう発見が遅れます。ドライバーはこうした特徴を理解して、夜間、右方向から交差点に進入してくる自転車に十分注意しましょう。

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DATA:

 平成18年に自転車乗用中に事故で亡くなった人の数は812人。そのうちの58.5%は65歳以上の高齢者と、他の年齢層に比べてとび抜けて多くなっています。
(警察庁資料)

 また高齢者の4人に1人は転倒事故を経験、その8割が負傷しているというデータもあります
(平成13年)(東京都生活文化局資料)転倒の原因は「急いでいた」「他のことに気をとられていた」「荷物を積みすぎていた」など。身体能力や認知判断能力が衰え、とっさの回避行動ができなかったことで、転倒し足や顔にケガを負ったり、頭部損傷などで死亡に至っています。

自動車乗車中の年齢層別負傷者数
  CONTENTS
 
●はじめに  
よく見よう! 子どもの自転車 よく見よう! 中学生の自転車
よく見よう! 高校生の自転車 よく見よう! 幼児を乗せた自転車
よく見よう! 高齢者の自転車 ●自転車を守るために - 私たちができること -
●トラフィック・サイクル特別付録『楽しく覚える標識トランプ』  
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