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N-WGNがJNCAP「新・安全性能総合評価」で軽自動車初の「ファイブスター賞」(5☆)を獲得。

平成25年度自動車アセスメント結果発表会(2014年5月)で
ファイブスターメダルを受け取る人見康平 主任研究員(右)

平成25年度自動車アセスメント結果発表会(2014年5月)でファイブスターメダルを受け取る人見康平 主任研究員(右)

昨今では、環境意識の高まりや経済性などの利点から多くの人に愛用されている軽自動車。しかし一方で、限られたサイズゆえの印象から、事故時を不安視する声も少なからず聞かれます。
Hondaでは、こうした時代の流れや人々の声に応えるべく、普通車から乗り替えられる方にも満足していただける軽自動車を提供したいと考え、それまでの軽自動車の概念を超えた新しい商品群「Nシリーズ」を展開しています。
2011年11月に第一弾となるN-BOXを発売。独自のパッケージング技術による広い室内とともに、普通車と同等の安心を実現しました。翌年、第二弾のN-ONEを発売。そして2013年11月に発売された第三弾のN-WGNでは、市販車の安全性能を評価し公表する自動車アセスメント(JNCAP)※1において「ファイブスター賞」を受賞。軽自動車では初※2となる最高評価を獲得しました。
「軽」規格という限られたワクの中で、いかにして従来までのワクを超える安心を実現できたのか。そこには、軽自動車をもっとたくさんの人に乗ってもらいたい、そのためにも「ファイブスター賞」を獲得することで軽自動車の安心の高さをもっと広く知ってもらいたいという、開発者たちの強い想いがありました。
N-WGNの開発責任者と衝突安全に関わる分野に携わったスタッフに、開発時の想いを聞くため、本田技術研究所 四輪R&Dセンターを訪ねました。また、自動車アセスメントを実施する独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)の関係者にもお話をうかがいました。

※1「自動車アセスメント(JNCAP)」とは、国土交通省と(独)自動車事故対策機構によって公表される自動車安全性能評価。市販車の中から選定された試験車の安全性能を総合的に評価し、1☆〜5☆までの表示で公表。5☆の最高評価車には「ファイブスター賞」が与えられる。
※2 自動車アセスメント「新・安全性能総合評価」において(平成25年度)


クルマのサイズで安心に差をつけない、
 Hondaの開発思想。

世界初の全天候型「車対車」全方位衝突実験施設

世界初の全天候型「車対車」全方位衝突実験施設

開発責任者を務めた人見康平 主任研究員

開発責任者を務めた人見康平 主任研究員

自動ブレーキで危険回避・被害軽減を行うシティブレーキアクティブシステム(作動イメージ)

自動ブレーキで危険回避・被害軽減を行うシティブレーキアクティブシステム(作動イメージ)

サイドカーテンエアバッグシステムをも標準装備した
タイプを設定(エアバック展開イメージ)

サイドカーテンエアバッグシステムをも標準装備した タイプを設定(エアバック展開イメージ)

急ブレーキを後続車に知らせる
エマージェンシーストップシグナル

急ブレーキを後続車に知らせる エマージェンシーストップシグナル



本田技術研究所 四輪R&Dセンター(栃木県芳賀郡)に、延べ床面積4万uを超える広大な施設がある。東京ドームに匹敵する広さ。ここは、2000年に完成した世界初※の全天候型「車対車」全方位衝突実験施設である。
Hondaは新機種やフルモデルチェンジなどの開発時に、この実験棟で衝突テストを行っている。厳しい基準を自らに設け、さまざまな大きさのクルマが共存するリアルワールドでの事故実態に即したクルマ相互(Car to Car)の衝突実験が必要と考えているためだ。
乗員の「傷害値の低減」と「生存空間の確保」を両立させながら、相手車両への攻撃性も低減する、高効率なエネルギー吸収ボディや、歩行者の頭部や脚部などに対する衝撃吸収構造を採用した、歩行者傷害軽減ボディの開発は、こうした実験を経て実現される。
このようにHondaには、サイズの異なるさまざまなクルマを提供するフルラインアップメーカーとして、どのサイズのクルマにも安心をという開発思想が根底にあるのだ。
N-WGNのLPL(開発責任者)を務めた人見康平(ひとみ こうへい=本田技術研究所 四輪R&Dセンター 主任研究員)は言う。
「サイズや排気量が小さいクルマも、普通車と変わらない姿勢で衝突安全に取り組んでいるのがHondaです」
しかしながら、安心できるクルマというのは一見して分かるものではない。それがゆえに、お客様にその「安心」を比較・体感をしていただくことは簡単ではない。多くの人が抱いている「軽」という固定概念を払拭させるような安心できるクルマを実現し、それを分かってもらうためにはどうすべきだろうか。
Hondaは既に平成24年度自動車アセスメント(JNCAP)において当時としては軽自動車で最高の4☆をN-BOXで獲得し、高い評価を得ていた。
「JNCAPの評価がすべてではありませんが、N-WGNが5☆を獲得することでより多くの人に軽自動車のワクを超えた安心が得られることを知っていただける。そういう意味で、5☆の達成を含めた最高レベルの安心を目標にしました」
お客様が安心できるクルマをつくる。常に上を目指す。それがHondaのやり方だ。

※屋内型全方位衝突実験施設として Honda調べ