勾配がある庭園でも、Hondaなら美しく刈れる。
ミーモとの出会いは2018年の秋頃、隣接するハウステンボスの敷地で、ロボット芝刈機のデモンストレーションが行われていたのを偶然見かけたときでした。何が動いているのかと行ってみると、吉野優商店という顔見知りの販売店が、当時発売されたばかりのミーモを持ってきていました。それまで使っていた手押し式のエンジン芝刈機よりずいぶん便利そうで、動きもかわいかったので、すぐに心をつかまれてしまいました。
他のメーカーのロボット芝刈機も用意してありましたが、商品に詳しい販売スタッフの「登る力が強いのはHondaですよ」の一言が決め手でした。当ホテルの庭は端のほうが一部斜面になっているのですが、そこも含めた全面が自動で刈れると聞き、ぜひ導入したいと思いました。これまでも庭園の整備についてなにかと相談していたので、販売店への信頼もありました。
そのとき、もしミーモを導入するなら九州初になると聞いた記憶がありますが、不安はあまり感じませんでした。デモンストレーションで見た動きが良かったですし、傾斜をしっかり登るのも実際に確認できていましたから。さらにHondaのWEBサイトで詳しく調べると、登坂性能がいいだけでなく、こまめに刈れる、刈った芝を捨てなくていい、充電も自動など、いいことばかりだとわかったので、上司に導入を相談しました。価格は決して安いとは言えませんが、これまで人が行っていた作業を自動化できるメリットがそれ以上に大きいことは、すぐに理解してもらえました。ミーモの魅力を一生懸命伝えたのですが、おそらく、昔からHondaファンである私の熱意も一緒に伝わっていたのではと思います。



