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2010/09/12 可愛くってタフなやつ |
koyomi さん (女性/群馬県) |
Little Cub |
リトルカブは私の人生で初めてのバイク。購入の理由は「日本の田舎を訪れたい!」。車体と同色に塗った箱を載せ、テントをくくりつけ、半年間の日本縦走の旅に出発したのでした。
ゆっくりと散歩するように走る日々は、感動の連続。電車や徒歩とはまた違う、カブだからこそわかる“日本の美しさ”にたくさんたくさん出会うことができました。
そして一人旅のもうひとつの魅力“人との出逢い”も、可愛いリトルカブがたくさん引き寄せてくれたように思います。
この写真は北海道で出逢い、まるで家族のように親切にして下さった方の家を出発した後のものです。
阿蘇、四国の山、志賀高原なども走り切ったリトルカブ。そのタフさと、日本のどんな風景にも似合う外見、燃費の良さや荷物がたくさん詰めること...などなど、長旅の最高のパートナーでした。
現在は本来の姿?日常の足として毎日付き合っています。
投稿を拝見し、最初に驚いたのは、女性で、それもリトルカブで日本縦走をされたということ。大型二輪と比べると雲泥のパワー差は否めないリトルカブとkoyomiさんのこの大冒険。でも、そんな旅の大変さがこのお写真からは微塵も感じさせらず、逆にほのぼのとした雰囲気に心が癒されてしまいそうになるのが、とても不思議。黄色のタンポポの後ろに写る白いリトルカブが、ふとした瞬間に、今にも空を舞っていきそうなタンポポの綿毛のように見え、それが、美しい風景に彩られた自由な時間と温かな人との出会いに恵まれたこの冒険のイメージと重なり、観る者に与える心豊かな旅の余韻。ついつい愛車との旅情をそそられてしまいそうです。長旅も日常も言わずもがな、これからもぜひkoyomiさんの最高のパートナーとして、ともに素敵な時間を過ごしていただきたい…そう心から願っています。