Hondaパワープロダクツの様々な取り組みやニュースを、
取材を通してご紹介します。

パワープロダクツ The Topics

Hondaパワープロダクツ
事業プロモーション映像制作の裏側

Hondaパワープロダクツが制作した新たな事業プロモーション映像。
Hondaパワープロダクツの事業スローガンである「役立つ喜び もっと拡げたい」を“箱庭”と、そこで生活する人々を題材として表現しています。
今回、The Topics編集部が、事業プロモーション映像の制作現場の裏側をお知らせします。

2026年、Hondaパワープロダクツは、欧州にて新型のロボット芝刈り機「Miimo」、北米では電動自動芝刈り機「ProZision」の発売を予定しています。この両モデルは「電動化」や「知能化」というキーワードでHondaパワープロダクツの新たな「役立ち」を象徴するモデルとなっています。これまでも、Hondaの技術で人々の暮らしを楽にしたい、生活に役立つ道具を作りたい、という思いで生まれ、進化してきたHondaパワープロダクツ。新たなモデルを皮切りに「役立つ喜び」が新たなフェーズへ進んでいきます。

今回のプロモーション映像の制作にあたってはHondaパワープロダクツの歩みと、これから先の未来について『間違いのない進化』をテーマに企画検討を重ねてきました。Hondaパワープロダクツの強みである絶対的な信頼性と、これからの先進性を広く伝えるために、プロダクツが人々の想いに応えていく、という姿を映像化しています。

映像のテーマは、小さな作業が大きな価値を創る--Work small, Create great。草刈りや雪かき、畑仕事といった日常の小さな営みが、人々の暮らしを支え、やがて大きな価値につながっていくという考え方を表現しています。
小さな箱庭の世界から物語が始まり、そこに描かれた人々の営みがつながっていくことで、やがて広い空へと視界が開けていきます。
その世界を、ミニチュアのパワープロダクツを使ったコマ撮り動画で表現しました。
以前、本田技研工業の創立70周年記念のブランドムービーで折り紙をテーマに制作した「ORIGAMI」(2019年制作)の制作スタッフが再集結して制作しました。

「ORIGAMI」制作の際にはアニメーションの手法で、1秒間に24枚の写真を撮って、それをつなぎ合わせて動画としていましたが、今回は、ORIGAMIのような世界観を、パワープロダクツと、それを使う人の温かみや優しさで表現するために、コマ撮りをベースに生成AIを活用した手法を採用。ミニチュアのパワープロダクツは、リアルになりすぎず、おもちゃっぽくならないサイズで作り込みをして、ミニチュアの世界のリアリティを追求しました。ファンタジーやファニーにならない、もちろん実物だと見間違うこともないディテールを表現しました。

ミニチュアの制作にあたっては、細部をどこまで表現するか議論が重ねられた。

ミニチュアによる動画制作といえば、一般的に人や風景、パワープロダクツのミニチュアを作って配置します。それをスタート地点の写真から撮影し、数mmずつ動かして撮影を続けていく膨大な作業が必要です。約2分間の動画のために、秒間24コマを撮るならば、単純計算でも3000カット近くの画像を撮ることになります。
しかし、今回の動画では、生成AIの進化で大幅に改良することができました。生成AIを利用して、撮影したカット間を補完することで、制作効率を高めながら表現の自由度を広げることができました。これは撮影の数カ月前では実現できなかった技術です。Hondaのパワープロダクツが新時代に進化していく表現を、最新の映像技術で作り上げました。

撮影されたカットはその場で生成AIによって動きが追加されていく

生成AIを手法として採用しているものの、重要なのは実物のクラフトワーク。実際の撮影現場では、1/30~1/50スケールのミニチュアを、細心の注意を払って配置、ミニチュアとしてのリアリティを出すために、緻密な撮影作業を繰り返しました。

ひとつずつの箱庭で、草を刈り、畑を耕し、雪かきをする人たちが、パワープロダクツを手にすることによって作業の効率を上げていく過程や、そのパワープロダクツが電動化・知能化され、作業が人の手を離れていく未来。そして最小限の作業だけになった人たちが、気球が舞う空を見上げ、美しい夕暮れの空を眺めていく。そこにはこどもたちが遊び、キャンプをする家族連れがいて、のんびりと余暇をすごす人の姿も表現しています。

作業の楽しさという視点も見逃せません。ロボットが作業のすべてを終わらせることが理想ということではなく、Hondaの技術で暮らしが少し楽になった時、人々がその時間をどのように使うのか。この映像は、その余白の先に広がる未来を想起させる動画ができたと認識しています。作業が楽になること、楽になってできた生活の余白を楽しみましょう、というHondaパワープロダクツの新しいテーマを感じていただければと思います。

今回、Hondaパワープロダクツのプロモーション映像制作の現場を取材してみて、Hondaパワープロダクツの間違いのない進化を、ミニチュアによるクラフトワークと生成AIを利用した最新の映像技術を組み合わせた世界観で表現し、多くの人々にHondaパワープロダクツの魅力を伝えたいと考えている制作陣の熱き想いを目の当たりにしました。