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パワー・ストーリー
ヒマラヤ未踏峰挑戦の陰にあった小さな体に潜む、大きなチカラ
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第一章 前代未聞のハイテク登山隊登場!
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01年に行われることになった、東海大学・チベット大学合同登山隊には、ひとつの大きな特徴があった。ヒマラヤ山脈のなかでも、未踏峰のヒマラヤ・クーラカンリ中央峰・東峰近辺の詳細な地図は、この世には存在しない。それこそ、まったくの未知なる山。そして、そのクーラカンリを征服するには、気象衛星ひまわりからのリアルタイム画像や、通信衛星ランドサットからの地形情報が命綱になる。今回は、ひまわりの情報を東海大学情報技術センターにて解析し、その情報を衛星通信により、現地で受信。さらに、その衛星通信もISDN並の通信速度を誇るシステムを、日本の登山隊として初めて採用することになったのだ。これにより、電話、FAX、インターネットが、ヒマラヤからも使えることになった。日本でもっとも進んだ「ハイテク登山隊」の誕生である。
だが、IT機器管理担当の川村厚志には、不安もあった。
「何よりも重要だったのが、そうした機器への電源供給源。もちろん、ヒマラヤの高地には電気など通っていないので、ガソリンによる発電機が必要になる。しかし、高地では空気も薄く、発電機がきちんと作動するか分からなかった」
川村が不安がるのも無理はない。数千m級の山、ヒマラヤ・クーラカンリは、夜にはマイナス20度以下にもなる極寒の地。だが、そんな状況下でも正常に作動する信頼性と耐久性がなければ、登山隊の命を預けることはできない。しかも、前年にヒマラヤに入った他の登山隊からの情報によれば、現地のガソリンの質は悪く、発電機も故障しがちだったという。そんな話を聞かされて、不安になるなという方が無理というものだ。
「衛星通信やパソコンは、文字通り、今回の登山隊のライフラインになる。万が一、故障などがあれば、通信機器はただのガラクタと化してしまう。そうなれば、登山の目的も、登山自体も台無しになりかねない。これだけの条件を満たすような、発電機などあるのだろうか…」
そんな不安が払拭できない川村の眼前に、一台の発電機が現れた。それが、Hondaポータブルインバーター発電機、『EU9i』だった。
「発電機のセレクトに頭を抱えていたとき、東海大学情報技術センターの松前義昭先生に『EU9i』を紹介して頂いたんです。この発電機のスペックは、クライマーにとって、夢のようなものでした」
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