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メディアで紹介された汎用製品
命をはぐくむリサイクルが地域と大学をつなぐ
やさい畑

やさい畑
2007年 春号
文●鑓田浩章
写真●家の光写真部
やさい畑
創刊80年の伝統を誇る「家の光」が、菜園生活を楽しんでいる人たちに向けて、「自然と暮らす豊かなライフステージ」を提案する日本で唯一の家庭菜園雑誌です。
●季刊 定価880円
●(社)家の光協会
 〒162-8448
 東京都新宿区市谷船河原町11
 http://www.ienohikari.or.jp/


ミニ耕うん機「FF300 サ・ラ・ダ」
●商品情報 ●スペシャルページ
命をはぐくむリサイクルが地域と大学をつなぐ
身近なところで売れ残った調理品の山。なんとか有効活用できないものか。地域で野菜を育てる人に、肥料にして利用してもらったらどうだろう。さらに野菜まで作って販売できたら、小さな循環型生産システムができあがるのではないか。そんな環境意識の高い若い芽が育っている。武蔵野大学環境学科の、ある試みである。
キャンパスを飛び出し、畑で土に触れる
東京西郊、住宅化も進む丘陵地の一画に菜園はあった。初冬にはダイコン、カブ、ハクサイ、ニンジン、サトイモなどを収穫した。畑の管理者は、農業者とリサイクル会社代表という2つの肩書を持つ高橋善儀さん(63)。「今日は学生さんがおおぜい来るから、にぎやかになるよ」と笑顔で迎えてくれた。
というのも、ここは西東京市の武蔵野大学環境学科の学生が農業体験を行う舞台なのである。地域や企業の環境意識の高まりで、近年、大学も「環境」と名のつく学部学科が増えた。武蔵野大学では環境アメニティ専攻の学生が、野菜の生産と販売を通して、資源循環型の「環境プロジェクト」に取り組んでいる。
環境をキーワードに、地域との接点を広げる
「キャンパス内の売店からでる売れ残った調理品は生ゴミ処理機で堆肥化され、高橋さんの会社で処理された枝ごみのチップとブレンドされると、有機質の肥料ができあがります。その肥料を提供していただき、野菜を育てるわけです。生ゴミを減らし、食料を増やせれば、環境への負荷を減らせます。農作物は不ぞろいですが、安心で味がよいと好評です。今後は、『環境ビジネス』まで見すえた地域社会と大学との協働プロジェクトにまで発展させることができれば」と2年生のリーダー役・小林君は抱負を語ってくれた。
1年生のまとめ役・鳥越さんも、確かな手ごたえを感じている。「台東区の幼児や小学生低学年対象の『上野エコ・キッズ探検隊』というイベントで、畑で作った野菜を持ち込み、いも煮会をしたのですが、大好評でした。ふだんは野菜を食べないお子さんが三杯もお代わりしたなんて、お母さんのうれしい悲鳴も聞こえてきました」と目を輝かす。
イベント前日に収穫した野菜は新鮮そのもの。自然たっぷりのうまみが鍋の中で溶け合うように、学生と地域の方々との心も一つに解け合ったにちがいない。

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