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耕す女子たち 35
ニンジン畑の畝間をミニ耕うん機「ピアンタ」で除草する薫さん。夫の啓之さん(右)と息の合った仕事ぶり
ニンジン畑の畝間をミニ耕うん機「ピアンタ」で除草する薫さん。夫の啓之さん(右)と息の合った仕事ぶり
愛知果碧南市 鈴木 薫さん
1985年、愛知県高浜市生まれ。
畑歴4年。県立高浜高等学校卒業後、専門学校を経てトリマーとしてペットショップに勤務。2008年に結婚。夫・啓之さんが2012年に開園した「鈴盛農園」で、2013年から本格的に農業に取り組み、2015年に農園の農場長になる。夫と小2、5歳、1歳の3人の息子の5人暮らし。
鈴盛農園HP:http://www.suzumori-farm.jp/
3人の子どもを育てながら、夫を支え農場を切り盛りする耕す女子。
農園のテーマは、日本の農業を美しく!
色とりどりのニンジン畑で

「よく見ると、ニンジンの種類によって葉の色が微妙に違うんです」案内してもらった畑で、風にそよそよ揺れるニンジンの葉をうっとり眺めていると、鈴木薫さんが笑顔でこう教えてくれた。
言われてみると、たしかに同じ緑色でもやさしい黄緑、深い縁と、畝(うね)によって葉の色がそれぞれ違う。畑に入っていった薫さんが、各々の畝のニンジンを引っこ抜くと、オレンジ色をはじめ、黄、白、紫など、色とりどりのニンジンが顔を出した。

三河湾に面する愛知県碧南市。薫さんが農場長を務める「鈴盛農園」の農場は、市の東部を流れる矢作川の堤防沿いに広がる畑作地帯にある。海や川が近いせいか、土はまるでビーチのような砂質。この土壌がニンジンに向いているそうで、「鈴盛農園」ではニンジンをメインに、タマネギやサツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどを栽培。夫で農園代表の啓之さん、4名のスタッフとともに、市内外に点在する計2町3反の畑を毎日飛び回っている。

家庭では3人の男の子のママでもある薫さん。農家としての1日は、朝、小学生の長男を見送り、下の2人を保育園に送った後、拠点の農園倉庫に”出勤”してから始まる。午前中はたいてい畑に出向き、作物の様子を見て回るのが常だという。

薫さんが、軽ワゴンの荷台からミニ耕うん機「ピアンタ」を降ろし、ニンジン畑に持ってきた。真夏に太陽熱を利用して土壌消毒をしているという畑はどこもきれい。とはいえ、時が経てば草がちらほら生えてくる。薫さんは、ニンジン畑の畝間を軽く耕し除草した。

大型の農業機械を幾台も所有する鈴盛農園だが、ピアンタの出番は「めちゃくちゃ多い」のだとか。

「最初は奥さん専用で購入したんですが、コンパクトだから持ち運びしやすく、燃料もカセットガス一つ。今はスタッフ全員で使っています」と啓之さん。薫さんも、「見た目も可愛いく、軽いので最初から抵抗なく使うことができました」と話す。

「ピアンタは、うちでは鍬の代わりとして耕うんや除草に気軽に使っています」と啓之さん
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「収穫はいつも子どものようにわくわくする」と、薫さん
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鈴盛農園自慢のカラフルニンジン。販路は独自で開拓
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「フルーツみたい」と評判の「スウィートキャロット・リリィ」。生で食べると、おいしさがよくわかる
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機械は使わず、手作業で丁寧にニンジンを収穫。畑の面積を広げ、もっとたくさんの人に農園の野菜を届けたい
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出荷先、ニンジンの長さに合わせて見た目よく仕上げるため、袋は何種類も用意
出荷先、ニンジンの長さに合わせて見た目よく仕上げるため、袋は何種類も用意



うかたま

うかたま
2017 Vol. 48
文●おおいまちこ
写真●高木あつ子
●季刊 定価802円
●農文協
〒107-8668
東京都港区赤坂7-6-1
http://ukatama.net/

ピアンタ FV200