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耕す女子たち 30
小型耕うん機「こまめ」で畑を耕す希世子さん(右)。スタッフの佐野愛さん(左)は、もともと体験農園の参加者
小型耕うん機「こまめ」で畑を耕す希世子さん(右)。スタッフの佐野愛さん(左)は、もともと体験農園の参加者
神奈川県藤沢市 小島希世子(おじまきよこ)
1978年熊本県生まれ。畑歴8年。大学卒業後、農産物の流通会社を経て、2006年に農家直送のオンラインショップ「えと菜園」を設立。09年に法人化。11年、「体験農園・コトモファームを開設。求職者と農業界とを結びつける就農プログラムで横浜ビジネルグランプリ最優秀賞受賞。夫と8歳の娘の3人暮らし。
子どもの頃の夢を実現できる人なんてそうそういない?
いえいえ、います!
畑が好き、農業が好き、そんな思いを持ち続け「農」を舞台に活躍する耕す女子を紹介します。
自然栽培が学べる体験農園

「どこにあるかわりますか?」
案内してくれたニンジン畑の前で、小島希世子さんは、ふいにこんな質問を投げかけてきた。
春分も過ぎ、一面に雑草が顔を出し始めた畑は、よくある農家の畑とは様相が違う。畑に入って行くと・・・雑草に紛れて、ふわふわとしたニンジンの葉っぱが見えてきた。
「無肥料の畑のニンジンって、自ら栄養を取りにいこうとがんばるから、根の張りが全然違うんです」
そう言いながら引っこ抜いたニンジンは、確かにひげ根がいっぱいで野性的。「こういうニンジンは、皮と根っこつきでそのまま食べるのがいちばんおいしいですよ」と、自信たっぷりな顔で話す。
ここは、神奈川県藤沢市郊外にある「体験農園・コトモファーム」だ。希世子さんは、農園を運営する「株式会社えと菜園」(以下、「えと菜園」)の代表取締役として、農園を拠点に、「食べる」「つくる」「学ぶ」をコンセプトにさまざまな事業を展開している。
ふるさと熊本の農薬不使用・減農薬を扱うオンラインショップ、有機や無肥料・無農薬の自然栽培が学べる体験農園の運営のほか、自らも自然栽培で野菜を育てて直営直売所「くまもと湘南館」やスーパーなどで販売。さらに、生活保護受給者やニートと呼ばれる若者たちに、「農」を通して働く喜びや自立した生活を続ける「NPO法人農スクール」代表も務めている。
とても多忙な毎日だが、そんな中でも「土と向き合っている時が、いちばん心休まる時間」と希世子さん。体験農園のお客さんが少ないこの日は、農園スタッフの佐野愛さんとのんびり農作業。夏に向けて、小型耕うん機「こまめ」を使い、畑を耕した。
「"こまめ"は車体がとても軽いし扱いやすいです。耕うんだけでなく、狭いところや通路の除草、畝間の管理に向いていますね」
作業を終えて希世子さんは、青空を見上げて、深く息を吸い込んだ。

デザイン一新のニュー「こまめ」。ハンドルが折りたためてコンパクトに収納でき、車載にも便利。耕うん後の燃料も工具なしで排出可能になった
デザイン一新のニュー「こまめ」。ハンドルが折りたためてコンパクトに収納でき、車載にも便利。耕うん後の燃料も工具なしで排出可能になった
収穫したニンジンにはひげ根がびっしり。希世子さんが教えてくれる土壌微生物の話がおもしろくて、「畑を始めて、食べ物の見方がまったく変わった」と、愛さん
収穫したニンジンにはひげ根がびっしり。希世子さんが教えてくれる土壌微生物の話がおもしろくて、「畑を始めて、食べ物の見方がまったく変わった」と、愛さん
春先の自然栽培の畑は菜の花でいっぱい。毎週日曜の野菜づくり講習会は、有機農家で研修し農家となった希世子さんのご主人も指導にあたる
春先の自然栽培の畑は菜の花でいっぱい。毎週日曜の野菜づくり講習会は、有機農家で研修し農家となった希世子さんのご主人も指導にあたる



うかたま

うかたま
2016 Vol. 43
文●おおいまちこ
写真●高木あつ子
●季刊 定価802円
●農文協
〒107-8668
東京都港区赤坂7-6-1
http://ukatama.net/

こまめ F220