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菜園家は人の心までやわらかく耕してくれる。
30年前にはまだ田畑が残っていたという埼玉県草加市の住宅地も、今では菜園をわずかに残すのみとなった。訪ねた先は31年という過程菜園歴を持つ松本孝さんの畑。農薬や化学肥料に頼らない自然農法で野菜をつくっておられる。市の児童館館長として33年勤め上げ、現役を退いた後も小学校で読み聞かせの活動をされている。一途な熱心さと面倒見の良さはお墨付き。フットワークの軽さに比して、野菜や子供に注がれる愛情はことのほか深い。
すぎなは地獄の鉤つるし
家庭菜園から大きな畑まで対応できるパワーを誇りながら、取り回し易さも人気の「パンチ・エックスF502」。別売のニュースターローター750DXの装着で更にパワプルな耕うんができる
家庭菜園から大きな畑まで対応できるパワーを誇りながら、取り回し易さも人気の「パンチ・エックスF502」。別売のニュースターローター750DXの装着で更にパワプルな耕うんができる

開口一番、「見てください。すぎな(土筆)の根っこの山を」と松本さんは畑の隅っこを指さして笑っている。
すぎなは「地獄の鉤つるし」ともお母さんから教えられたという。鋼鉄のような根が地中網の目のように張りめぐらされる。だから種をまく前や苗付けの前に、この根を畑から一掃しなければならない。
「薬を使えば簡単なんです。でも一度使ってしまったら、何年も野菜をつくれませんから」と淡々と話す。
それで鋤として活躍するエンピで、来る日も来る日も地獄の掘り起こしが続く。地中深くまで「敵」は根を下ろすので、同じ場所を何度も深く掘らなければならない。
「敵じゃないですよ。すぎなの煮た液は、うどんこ病にも効果があるんです。もうひとつ、唐辛子を原料にした液も使っています。あとは近くの米屋から米糠を分けてもらい、土の肥料にしています。あとは、気まぐれに石灰をまく程度で、それがすべてです」



丹精こめた野菜を保存する

野菜づくりは毎年がチャレンジの連続だ。加工に適した野菜や新しい作物にも果敢に挑戦している。
「今年はだだちゃ豆や西洋ネギのリーキを植えつけました。リーキは焼いて食べたら甘みもましておいしいんじゃないかな」と目を輝かせる。
また収穫した作物を漬物やジャム、ソースにみごとに変身させてしまうのも、松本さんの得意とするところだ。
まだ試していないが、大株に育ったルバーブ(ハーブの一種)のジャムもつくりたいとん話す。葉柄を折って芯に近い部分を食べてみると、さわやかな酸味が口に広がった。「いけるでしょ」と、その表情に自信がのぞく。
バジルソースは得意の一品。瓶詰めにするが、長持ちさせるためパルミジャーノをいれずに、香りをひきたてるニンニクをいれてみた。これが大正解。松本さんの手作りソースを楽しみにしているファンもいる。今日、耕うんした場所はバジルの苗を植える予定だ。



やさい畑

やさい畑
2012年秋号
写真・文●鑓田浩章
写真●津田雅人、輕部泉希
創刊80年の伝統を誇る「家の光」が、菜園生活を楽しんでいる人たちに向けて、「自然と暮らす豊かなライフステージ」を提案する家庭菜園雑誌です。
●季刊 定価880円
●(社)家の光協会
〒162-8448
東京都新宿区市谷船河原町11
http://www.honda.co.jp/marine/marinelife/

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