• 日本人初、世界3大レース「インディ500」を制覇したレーシングドライバーの佐藤琢磨さん。10歳でF1に興味を持ってから、40歳で優勝を成し遂げるまで、どのような姿勢で夢に向かってきたか。「夢の実現に向けて」と題して特別講演をしていただきました。学生時代、そしてレーサーになってからも数々の困難に立ち向かってきた佐藤さんの言葉や姿勢、モットー“NO ATTACK NO CHANCE(挑戦なくして、チャンスはない)”に、高校生たちは深く感動していました。

  • フェアウェルパーティー後に撮影した集合写真。アメリカで充実した時間を過ごし、笑顔の高校生たち。

8月27日(月)

心に響いた、佐藤琢磨さんの言葉「夢は叶う」

「今日、佐藤琢磨さんに会えて、本当によかった。“生きていてよかった”と心の底から思う。佐藤さんはとても謙虚で、努力家。挑戦し続け、成功したいまも、感謝の気持ちを忘れない素晴らしい方だった。時間を忘れて話に聞き入った。ありがとうございました!」(淵川 哲志くん・熊本県立 八代高等学校1年)
「今日は佐藤琢磨さんの特別講演を通じて、佐藤さんが夢とどう向き合って来たかという貴重なお話を聞くことができ、とてもためになった。またHondaのスポーツカー『NSX』にも乗らせていただいた。びっくりするほど速くて、感動した!
他にもHondaのパーソナルモビリティ『ユニカブ』など、さまざまなHondaのモビリティを体験でき、“Hondaの魅力”を体感した1日だった。また乗りたーい!」(水野 まどかさん・福島県立いわき総合高等学校3年)

The Power of Dreams 成果発表で、「夢を叶える!」と英語で強く宣言した高校生たち

「私の夢は、心理カウンセラーになることです。中学生のとき、私には同性愛者の友人がいました。私たちは色んな話をしました。しかし、いつしか彼女は学校内で、いじめられるようになりました。彼女は『やめて!』と周囲に訴えましたが、それでもいじめは終わりませんでした。結局それが原因で、彼女は転校することになりました。私は彼女を救えなかったことを深く後悔しています。だから私は心理カウンセラーになって、たくさんの人を救いたいです。
今回、アメリカで学んだ多様性、異文化を受け入れる心の広さを活かし、私は自分の夢を叶え、ひとりでも多くの人が幸せに過ごせる日本を作りたいです」(松田 小和さん・宮崎県立 小林高等学校2年)
「私の夢は、生まれ育った信楽(滋賀県)に恩返しすることです。都会にはない、温かい人情と豊かな自然に包まれたこの町を私は守りたいと思っています。
今回のプログラムは、私にとって、大切なことをたくさん学んだ2週間でした。『人生でいちばん濃い時間を過ごした』と、胸を張って言えます。だから自信を持って、日本に帰れます。これからも常に前を向いて、夢を叶えるために一歩ずつ、前進していきたいです」(清水 くるりさん・立命館守山高等学校3年)