レポート報告

2015.12.1
青森県三沢市鹿中
三沢市立三川目小学校

研究者の苦労を知って感動しました!

青森県三沢市は下北半島の付け根付近に位置し、東側は太平洋、西側は小川原湖に面しています。その三沢市の沿岸部、三沢漁港のほど近くにある三川目小学校は明治17年5月に開校。東日本大震災はじめ災害や困難を乗り越えて、今年、創立130周年を迎えました。

この日のASIMO特別授業は、その三川目小学校の42人の全校生徒に向けて実施。これまでASIMOの存在を知っていても、実際に見るのは初めてという子どもがほとんど。「自分たちの学校にロボットがやって来る!」と子どもたちは大興奮。実際にASIMOが登場すると目を輝かせ、ちょっとした動きも見逃さないといった様子で熱心に観察していました。

子ども達からの感想

  • ・3人が同時にASIMOに向かって話した時に、ちゃんと聞き分けていることに驚きました(高学年)
    ・ASIMOが蹴ったサッカーボールを受け止めてみたかった!(低学年)
    ・研究者の方々が一生懸命がんばったので今のASIMOがあることを知り、すごいと思いました。(高学年)
    ・ASIMOくん、私たちのために三川目小に来てくれてありがとう。(高学年)

先生の感想

<小林先生>
あっという間の1時間でした。子どもたち同様、私もASIMOに釘づけでした。愛らしい姿もさる事ながらその多くの性能に驚くばかり。また、みんなが真剣な目ざしで、ASIMOを見ている姿も印象的でした。「百聞は一見にしかず」という言葉があるように実際に見て聞いて、わかる事がたくさんありました。この子どもたちの中からASIMOの研究開発にかかわる仕事をする生徒がでることをつい期待したくなるような特別授業でした。

<秋田先生>
子どもたちにとっても、大人にとっても夢の広がる楽しい講座でした。技術の高さと研究者の努力を感じる良い時間となりました。またASIMOそのものもすごくかわいいキャラクターで親しみを感じました。今後とも、一つひとつの改良は大変だと思いますが、未来のためにASIMOの実用化に向けてがんばって欲しいと思います。

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