2014年 内モンゴルの新たな地域で第2期の植林活動を開始

 中国では、人口の急増や過放牧などの要因により急速に砂漠化が進んでいます。中国政府は森林の被覆率を2050年までに26%以上に引き上げることを目標に、全力で植林活動を進めています。Hondaは、中国にある企業の一員として、緑化や環境の改善に少しでも役に立ちたいという想いから、2000年から中国でも植林活動を進めています。これまでに、河北省ならびに、内モンゴル自治区のホルチン砂漠、内モンゴルにある友誼ダム周辺地域などで植林をしてきました。
 2013年からは、新たに5ヶ年の合同植林プロジェクトを開始。16社の合弁会社が参画し、内モンゴルにある国道110号線沿い約467ヘクタールの土地において植林活動を展開しています。

 2014年7月には、内モンゴルの国道110号線沿いの地域で、第2期(2013〜2017年)植林活動が行われHondaの中国合弁企業16社の従業員149名を含む約200名が参加しました。これにより、2013年、2014年の2年間で計213ヘクタールに33.7万株の苗木が植えられました。

第2期内モンゴル植林活動(2013-2017)国道110号沿い約213ha(5年間で約467haに植林予定)

参加者のコメント

「私たちが植えた小さな苗木が、やがて大きく成長し、周辺地域の皆さんと共生していけるよう、緑豊かな森になっていくことが私の願いです。」

事務局のコメント

「この活動のテーマは“我動、未来動”です。これは、私たち中国にあるHondaの従業員の自主的な取組みにより、未来に向けて緑化をすすめるという意味です。内モンゴルの砂漠に緑を取り戻せるよう、これからも地域の皆さんと力をあわせ、緑化の喜びを拡げて行きたいと考えています。」