パキスタン 環境負荷を低減するために「CO2エネルギー・キャラバン」を実施

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Hondaのパキスタンにおける二輪車生産・販売合弁会社であるアトラスホンダ・リミテッド(以下、略称AHL)では、製品ライフサイクル全体における環境負荷の低減を目指し、購買活動に取り組んでいます。特に重視しているのは、エネルギー消費、環境負荷物質、梱包の無駄、CO2排出量の削減です。その取り組みの一環として、2013年度から「 CO2エネルギー・キャラバン」を実施しています。

これは「子どもたちに青空を」というHondaの世界共通目標を実現するよう、環境保全への取り組みになります。具体的には、二輪車の生産に必要な部品を供給していただいている部品メーカー様向けにオリエンテーションを行い、その中で環境保護の重要性やスリムオフィスを活用するメリットなどの啓発活動を行っています。また、企業活動のライフサイクル全体で環境に与える影響を評価する手法「環境フット プリント」も取り入れています。

  • 「パキスタンでは、地球温暖化やCO2に対する関心はそれほど高くありません。そのため、環境や人々の生活を豊かにすることを目指すこのプロジェクトを開始しました。 CO2を削減することが、引いては地球環境と人々を守り、更には企業のコスト削減にもつながるということを理解してもらうまで、1年もかかってしまいました。ですが、私はこのプロジェクトに参加できてよかったと思っています。部品メーカー様などに環境保全の重要性を理解してもらえると、大きな喜びを感じるからです。今後も継続して実施し、パキスタンでの理解者を増やして行きたいと考えています。」

  • photo 談:AHL担当者イムラン・シェーザッド

参加者の声

私はHondaへ部品を供給させていただいている部品メーカーです。このCO2エネルギー・キャラバンに参加したことが契機となり、独自にCO2排出量の削減に向けた対策を展開することにしました。Hondaが掲げる「子どもたちに青空を」というスローガンを当社の環境方針にも反映させています。パキスタンでの環境改善には、まだ余地があると思いますので、AHLには、より良い未来のために、更に環境活動支援を拡大して欲しいと思います。

Together for Tomorrow

合言葉は "Together for Tomorrow"

このロゴは、みんなで力を合わせ、夢のある明日の社会づくりをめざすというHondaの社会活動の考え方を表しています。
環境問題に国境はありません。Hondaは、この活動を「地球環境を守る活動」の一環と位置づけ、その国、その地域の環境や文化、
状況に合わせた活動を展開しています。そして、これからも地球環境の保全に少しでも貢献できるよう力を尽くしていきます。