「地球の日」を祝いピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターの数百人の二輪車愛好会のメンバーが1,000本のマングローブを植樹

ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(以下AHJ)は、「緑の世代とともにインドネシアをひとつに」というテーマを掲げ、環境・社会や文化に関心を持つHondaの二輪車愛好会である『サハバッ・サトゥ・ハティ』に声をかけ、西ジャワ、ブカシ、ムアラ・ゲンボン区、パンタイ・バハギア村、ブティン群において、マングローブの植樹を行う環境保全活動を実施しました。『サハバッ・サトゥ・ハティ』のメンバーは、自社の従業員に限らず、関連会社の従業員、AHJの支援を受けた学校の生徒たちや地域の方々などです。

その植樹活動の一環として、2015年の「地球の日」を祝い、ブカシ北部海岸に1,000本のマングローブの木を植えました。 この活動は、AHJおよびHonda二輪車関連会社の従業員200人、支援を行っている学校の生徒たち120人をあわせた320人のメンバーをはじめ、西ジャワ州地方環境管理局、ブカシ市地方政府、そして子会社のピー・ティ・スルヤラヤ・ラバーリンド・インダストリーズや、ピー・ティ・ユタカ・マニュファクチャリング・インドネシア、ピー・ティ・ショーワ・インドネシア・マニュファクチャリング、ピー・ティ・ムサシ・オートパーツ・インドネシアなどと連携し実施しました。

コミュニケーション・コーポレート部 副部長のアーマド・ムヒブディンは、「植えた1,000本のマングローブが、ムアラ・ゲンボン区とその周辺の生態系を維持するために役に立つ森林として広がっていくことを期待しています。マングローブ林は、魚、エビやカニの養殖をはじめ、観光地など周辺地域の発展の原動力になるはずで、地域経済の発展に寄与できることを願っています。また長期的には、海食と海岸浸食の対策や海水侵入の対策、特にこの地域に生息しているジャワ猿、魚、亀、鳥、海老、蟹、かたつむりの保護などにもつながっていくでしょう。」と話しました。

この地域は、ジャワ北部海岸地域のエコシステムを維持するために大きな役割を担っています。しかしここ数年、マングローブ林が急激に減少したため、住宅地から商業地域まで海水による冠水がしばしば起きるなど大きな社会問題になっていました。前述のように『サハバッ・サトゥ・ハティ』などと協力し、環境保全活動を積極的に行っていくと同時に、マングローブ林をはじめ環境保全の重要性に関心を持ってもらえるよう啓発活動なども行っていく予定です。さらに、「環境にやさしい村プログラム」という環境を意識しながら村を発展させるプログラム、サトゥ・ハティ学校とともに行なわれるインドネシアならではの家庭菜園薬用植物(TOGA)の栽培などにも積極的に取り組んでいます。

■ この活動を支援しているサトゥ・ハティ学校(環境、社会や文化においてAHJによる支援を受けた学校)は次の通りです。

  • ・ジャカルタ第13国立高等学校

  • ・ジャカルタ第40国立高等学校

  • ・ジャカルタ第41国立高等学校

  • ・ジャカルタ第52国立高等学校

  • ・ジャカルタ第72国立高等学校

  • ・ジャカルタ第75国立高等学校

  • ・ジャカルタ第80国立高等学校

  • ・ジャカルタ第110国立高等学校

  • ・ジャカルタ第115国立高等学校

  • ・ジャカルタ第1ハントゥアー専門高校

  • ・ジャカルタ第3ハントゥアー中等学校

Together for Tomorrow

合言葉は "Together for Tomorrow"

このロゴは、みんなで力を合わせ、夢のある明日の社会づくりをめざすというHondaの社会活動の考え方を表しています。
環境問題に国境はありません。Hondaは、この活動を「地球環境を守る活動」の一環と位置づけ、その国、その地域の環境や文化、
状況に合わせた活動を展開しています。そして、これからも地球環境の保全に少しでも貢献できるよう力を尽くしていきます。

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