埼玉県和光市にある「（株）本田技術研究所（和光）」は、デザイン部門を中心とした四輪車の研究開発部門です。事業所の森を特徴付けている2本の巨大なメタセコイアは、Hondaの成長を願って50年ほど前に植えられたもの。所内の森が「HondaWoods和光」に生まれ変わるに当たって若返りのため多くの枝を伐採しましたが、既に新たな芽吹きが始まっており、Hondaの企業体質にも似た生命力の活発さを顕示しています。
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（株）本田技術研究所（和光）
埼玉県和光市中央1-4-1
バードハウス・プロジェクト、今年も始まりました！
2012年、 Honda Designとハローウッズの合同プロジェクトとしてスタートした「バードハウス・プロジェクト」。Honda Designのプロのデザイナーたちが鳥の巣箱をデザインし、ハローウッズの間伐材でこれを製作。出来上がった巣箱を実際の森に設置して野生の鳥たちにそこで子育てしてもらおうという、間伐材に新たなバリューを付加する環境活動です。
プロジェクトはコンテスト形式で開催され、実際に鳥が入った巣箱は優秀作品として表彰されます。つまり、野鳥たちが審査員のコンテストです。（ちなみに2014-2015年度のプロジェクトでは、 6つの巣箱に鳥が入ったことが確認されました。）
このバードハウス・プロジェクトが、今年からはHonda DesignとHondaWoodsの合同プロジェクトとなって内容をバージョンアップ。
今までデザイナーを中心とした従業員の参加のみでしたが、裾野を広げるために従業員の家族も参加できるようにし、木材を加工する道具や設備がなくても応募できるよう巣箱キットも用意。親子でバードハウス作りに挑戦する方々、ユニークな絵やデコレーションを施した巣箱で応募する方々の登場が楽しみです！
とは言え、常連であるHonda Designのデザイナーたちも、新たな参加者に負けるわけにはいかないと、決意を新たにしています。
「デザインのプロが、鳥の気持ちになって巣箱を作ります！ 狙いは間伐材を使って今までにないユニークなデザインを生み出すこと。HondaWoodsに来た皆様と小鳥たちが、ユニークな巣箱を見て喜んでいただけるよう腕を振るいますので、楽しみにお待ちください！」 （プロジェクト運営委員 Honda Design 高木陽蔵）
今年は10月10日から参加募集をスタートし、59人の応募者が集まりました。
既に材料となる間伐材や巣箱キットが配布され、鋭意制作中！
2017年1月に全ての応募作品が集まり、3月に森に設置、表彰は6月の予定です。
今後、応募者の巣箱作りの様子から森への設置、結果発表や表彰の模様をこのWebサイトでお伝えしていきますので、皆さんご期待ください！
> Honda Birdhouse Project オフィシャルWebサイト
> HondaWoodsとは？
バードハウス・プロジェクト、製作風景をお届け！
昨年10月にスタートした「バードハウス・プロジェクト」。参加者たちが、鳥の気持ちになってデザインし、実際の巣箱づくりを行いました。今回はその模様をお届けします。
昨年12月の「森のたより」でお伝えしたように、今回からは従業員だけでなくご家族の参加もOKとなり、プロジェクトでは家族で巣箱づくりができるよう、四輪R&Dセンター（和光）のデザインルームの一部を週末に特別開放。参加者である従業員親子が集まり、備え付けの本格ツールを使って親子で巣箱づくりに没頭しました。
写真1～4枚目：親子でつくろう！
巣箱作りにチャレンジする子どもたちは、悪戦苦闘しながらもとても楽しそうな様子。お父さんと一緒に間伐材の表面を磨いたり色づけしたりするうちに、お父さんの頼もしさと優しさに触れて親子の絆がぐっと深まったようです。
写真5～9枚目：プロたちの真剣勝負！
一方、プロのデザイナーたちは、本職の意地にかけても傑作を生み出そうと真剣そのものです。ここでは先輩も後輩も、上司も部下も関係なく、野鳥のお眼鏡にかなった者こそが勝者。最後に押す“Honda Design”の焼き印（9枚目）に相応しい出来栄えを目指して、思い思いの作品づくりが続きます。
HondaWoods和光「森のたより」では、今後も「バードハウス・プロジェクト」の様子を随時お知らせしていきます。お楽しみに！
> HondaWoodsとは？
バードハウス・プロジェクト、2015-2016年度の表彰式を行いました！
Honda Designのプロのデザイナーたちが、ツインリンクもてぎの自然体験施設HelloWoodsの間伐材で鳥の巣箱をデザインし、実際の森に設置する環境活動「バードハウス・プロジェクト」。今回は、1月26日(木)に行われた、2015-2016年度の営巣巣箱製作者表彰式の様子をお届けします。
鳥が営巣した巣箱を作った人だけが表彰されるこのコンテスト、プロのデザイナーが本気で腕を競い合うのですが、審査員はそう、野生の鳥。いかに鳥の気持ちになって、鳥に愛されるような巣箱を作るかの、自然と向き合う真剣勝負なのです。
昨年2月には栃木県もてぎのHelloWoodsに設置。その後、春先から初夏にかけて営巣の状況を監視し、その結果を今回表彰。この表彰式をもって、2015-2016年度のプロジェクトは終了となりました。
今回の作品総数は50点（内小物3点）。最終営巣結果としては、47個中13個で野鳥の出入りを確認！
受賞作を含めた全応募品を下記リンク先のギャラリーよりぜひご覧ください！
> https://www.honda.co.jp/design/birdhouseproject/2016/
受賞者の方々には、四輪R&Dセンター松橋デザイン室長からはトロフィー、HelloWoodsの楓さんからは、ハンドメイドのかわいい木人（こびと）君と商品詰め合わせのギフトが贈呈されました。皆さんはそれぞれ製作時のエピソードなどを終始笑顔で語らい、楽しい時間を過ごしていました。
すでに2016-2017年度も進行中！HondaWoods和光「森のたより」では、引き続き「バードハウス・プロジェクト」の様子をお知らせしていきます。今年度の結果をお楽しみに！
> HondaWoodsとは？
バードハウス・プロジェクト、巣箱の設置作業を行いました！
現在進行中の、2016-2017年度「バードハウス・プロジェクト」。2017年2月14日(火)、ツインリンクもてぎの自然体験施設ハローウッズにて製作した巣箱全57作品の設置作業を実施しました。
デザイナーやその家族など、参加者38名がそれぞれ製作した巣箱を持参して集合し、みんなでハローウッズが管理する里山へ。現地では、まずお互いの作品の出来を見て感心したり評価し合ったりした後、どうか鳥が入ってくれますように…と願いをかけて、取り付け役のハローウッズスタッフへと巣箱を託していきます。
ハローウッズスタッフは、参加者たちと一緒に里山を歩きながら設置に相応しい樹木を見つけて、手際よく取り付けていきます。開始から2時間あまりで全ての巣箱の設置が完了しました。
設営後は全員でお弁当をいただきました。地元の食材を使った手作りの豚汁も振る舞われ、身も心も温まる時間となりました。
参加者からは、「普段造っている自動車とは違う、面白さがありました」「作っている時もすごく楽しかったのですが、実際に展示した今日が一番楽しかったです！」「制作チーム内で今日来ることができたのは3人だけだったので、帰ったら仲間に自慢します」といったコメントが寄せられました。
このプロジェクトのリーダーを務めるHGWテクニカルデザイン 高木陽蔵さんは「今回から親子参加も始まり、本当にユニークな巣箱がたくさん集まりました」と満足そうな表情を浮かべていました。
ここまできたらあとは鳥が入ってくれるのを待つのみ。参加者にとってはドキドキの日々が続きます。果たしてどの巣箱に野鳥が営巣するのか？
HondaWoods和光「森のたより」では、引き続き「バードハウス・プロジェクト」の様子をお知らせしていきます。ご期待ください！
> HondaWoodsとは？
> バードハウス・プロジェクトのWebページ
バードハウス・プロジェクト、2016-2017年度の作品をピックアップしてご紹介！設営式を収録したムービーもご用意しました！
前回、巣箱の設営式の様子をお伝えした「バードハウス・プロジェクト」。いずれも特徴的な作品が集まったので、設置した巣箱の中からいくつかをご紹介したいと思います！
今回から親子参加など対象枠を拡大したこともあり、前回を上回る全57作品がエントリー。スタンダードなタイプの巣箱はもちろんのこと、UFOやエンジン、茶室を模したものなど、それぞれにユーモアとアイデアあふれるデザインの作品が揃いました。Honda Designのプロのデザイナーはもちろん、お子さまなどご家族の参加者も、負けじと熱意を込めて完成させた力作であることが見てとれます。
また、今回は設営式の様子を撮影したムービーもご用意しました！ 実際にハローウッズの森へ向かい巣箱を設置する様子や、参加者の方々へのインタビューなどが収録されています。参加者の皆さんにとって、このバードハウス・プロジェクトへ参加したこと、また里山での設置に参加したことは、どのように感じられたのでしょうか。当日の雰囲気と参加者のコメントを、ぜひ映像でご覧ください！
HondaWoods和光「森のたより」では、引き続き「バードハウス・プロジェクト」の様子をお知らせしていきます。お楽しみに！
> HondaWoodsとは？
> バードハウス・プロジェクトのWebページ
HondaWoods和光で梅雨の風物詩・アジサイが色づいています。
（株）本田技術研究所オートモービルセンター（和光）にあるHondaWoods和光では、敷地内のフットサルコート沿いにある斜面一帯で、梅雨の風物詩・アジサイ（ホンアジサイとガクアジサイ）が色づいています（写真1～4）。
残念ながらシラカシなどの樹木にも阻まれて一般の方からは見えづらいのですが、フットサルコートからは毎日キレイな色合いを眺めることができています。生育の様子を詳しく見ようと近寄ったときには、かわいいカマキリの赤ちゃんもお出迎えしてくれました（写真5）。
この和光のアジサイは、もともと景観向上を兼ねた雑草対策として植えたものです。日当たりが多少悪くても育ってくれるうえに、背丈も2m程度まで伸びることから地面を覆うグランドカバーとしての役割を期待しました。
3年前に背丈が30㎝ほどのアジサイを植えた直後は、夏場に雑草がアジサイよりも繁茂して10株ほど枯れてしまったこともありました。その後の成長がとても心配でしたが、手入れを続けた甲斐があり翌年には背丈が2倍の60cmを超すほどに。そうなると雑草もほとんど伸びなくなり、それからは毎年キレイに色づいたアジサイが癒してくれるようになりました。
今ではフットサルコートに迫る勢いで伸び続けているアジサイ（写真6）ですが、今後は適宜剪定などを行って景観を維持しながら、アジサイを育てた経験や他事業所での雑草対策の情報なども取り入れて、HondaWoods和光全体の緑地管理に努めていきたいと思います。
今後も「森のたより」では、HondaWoods和光の様子をお届けしていきます。お楽しみに！
> HondaWoodsとは？
埼玉県和光市にある「（株）本田技術研究所（和光）」は、デザイン部門を中心とした四輪車の研究開発部門です。事業所の森を特徴付けている2本の巨大なメタセコイアは、Hondaの成長を願って50年ほど前に植えられたもの。所内の森が「HondaWoods和光」に生まれ変わるに当たって若返りのため多くの枝を伐採しましたが、既に新たな芽吹きが始まっており、Hondaの企業体質にも似た生命力の活発さを顕示しています。
（株）本田技術研究所（和光）
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