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クラッチ製造技術をサイエンス教室に

社員が先生となり、
科学の魅力を伝える

クラッチ製作で世界でも高いシェアを持つF.C.C.(株式会社エフ・シー・シー)は、静岡県浜松市にある本社・技術研究所で「夏休みサイエンス教室」を開催し、今年で9年目を迎えます。今開催も、地元の小学校高学年の子ども達が参加してくれました。
先生やアシスタントとしてサポートするスタッフはすべてF.C.C.の社員。
クラッチ製造技術や設備を活かし、学校には置いていないような機材を使用して科学技術を体験します。
今回のプログラムでは、クラッチ製造にて用いる"摩擦材"となる紙の素からハガキを制作、研究開発で使用する電子顕微鏡を使いミクロの世界を覗きます。そして燃料電池自動車(水素自動車)に試乗して次世代の車を体験するなど、クラッチ製作とサイエンスが上手くリンクする充実した内容となっています。

講習内容紹介

まずはクラッチの世界を紹介

車やバイクを動かすのに大切な部品であるクラッチ。実際に動きの仕組みを見ながら、クラッチの秘密を少しだけ紹介します。

授業1オリジナルのハガキ作り

動いているものをスムーズに止めたり、止まっているものをスムーズに動かす"摩擦材"はクラッチが機能するために必須の材料。この "摩擦材"となる紙の素から、ハガキを作ります。
紙の素にそれぞれが好きな色を付けて3種類の凝集材を入れ、紙を製造する機械(抄造設備)で紙をすき、その後にプレス機で脱水。スタッフのサポートを受けながら、クルマや飛行機などの紙の切り抜きを入れたり、思い思いにハガキを完成させました。

授業2ミクロの世界を覗いてみよう

製品開発をするときに必要な分析業務。その分析業務で使用する高度な電子顕微鏡でいろいろな物を覗きます。
普段は、金属の破損原因などを調べるために使用している走査顕微鏡(SEM)は、なんと拡大率は15倍~70000倍!(例えば、セミの目だと、複眼といわれている六角形の目の集合体まで見えます)
企業の研究部門だからこそ所有する顕微鏡で、見たことのない世界を覗く体験に子ども達はワクワクした表情。子ども達からの希望でホコリや髪の毛も観察しました。

  • 電子基盤や10円玉など、さまざまな素材を選び…
  • 拡大率の違ういくつもの顕微鏡で観察
  • 初めて見るミクロの世界にみんなワクワク!

その他、実体顕微鏡、レーザー顕微鏡を使ってさまざまな身近なものを見る体験も実施! 凹凸差が分かる顕微鏡を使いゴーヤーなどを見て高低差を観察したり、普段は紙の繊維を見るのに使用する顕微鏡を使用して、お札や500円玉硬貨に隠された文字を探すミッションに熱中しました。

授業3水素で走る車を体験しよう

燃料電池自動車(水素自動車)クラリティーに試乗。静かな乗り心地を体験し、燃料電池の学習キットを使用して、仕組みを実験しながら楽しく学びました。


子ども達の声

  1. ハガキ作りで、きれいな色が作れたところが楽しかった!

  2. 参加者画像
  1. 一万円札とかに文字が書いてあるのとか知らなかったのでびっくりした!

  2. 参加者画像
  1. 顕微鏡が面白かった! 顕微鏡でアリの目を見たら、普通じゃ見られないような、ぶつぶつがいっぱいあった。またやってみたい。

  2. 参加者画像
  1. 水素自動車は普通の自動車とは違って静かで乗りやすかった。

  2. 参加者画像

スタッフの声

  1. 安全第一ですが、できるだけ子ども達に「できることはやらせてあげる」を大切にしています。 最初は緊張している子ども達が、体験を通して驚きや発見により笑顔に変わっていく姿をみられるのは嬉しいです。
    これからは、もっと子ども達が体験できる機会を増やし、今以上に地域に根ざしたイベントにして、F.C.C.という会社を身近に感じてもらえたらいいなと思っています。総務部 総務ブロック 伊見美月さん

  2. スタッフ 伊見美月さん

代表者の声

クラッチの強みを活かしたサイエンス教室

弊社では社会貢献活動のコンセプトとして「地域との共生」「次世代の育成」「環境」「交通安全」 の4点あります。
その中で、地域との共生にもなり次世代の育成にもなる、F.C.C.らしく自社の設備を使用して何かできないだろうかという想いからこの教室を企画しました。 企業にしかないような高度な設備などを使用し、高い倍率で普段見ることができないようなものを見てもらうなど、実験的なことを体験して科学や技術に触れていただくことで、純粋に理科とか科学の魅力を知ってくれたらと思っています。
普段見られないものを見ることができた時の子ども達の輝くような目や、指導している研究所の社員の生き生きと楽しそうに教える表情は、毎年やっていて良かったと感じる瞬間です。
今後は、今以上に地域や学校や小学生達の思いにフィットするイベントになるよう改善し、少しでも地域に喜ばれるお手伝いをして、会社の事業と社会への貢献が連動する共存共栄を目指していきたいです。

総務部部長 大石安孝さん総務部 部長 大石安孝さん

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