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埼玉県 寄居町

「水の町」寄居の
森の力を取り戻す

HISTORY -これまでの歩み-

HISTORY

ABOUT

鮎や蛍が生息する清らかな水を育む森。

鮎や蛍が生息する清らかな水を育む森。

荒川上流域にあたる埼玉県大里郡寄居町は、環境省の「名水百選」、国土交通省の「水の郷」、林野庁の「水源の森百選」などに認定されている水の町。その豊かで清らかな水には鮎や蛍、トンボなどが生息し、美しい自然を形成しています。しかし、この町有林にも荒地や、土止めネットで応急処置をした裸地があります。
Hondaは2007年から、寄居町、埼玉県中央部森林組合、埼玉県寄居林業事務所や(公財)オイスカと協働し、寄居町の町有林で森林保全活動を実施しました。荒廃した森林の水源涵養力、土壌保全能力を取り戻すため、地元に自生するヤマツツジやヤマザクラ、クリなどの広葉樹や花木を植林するほか、除伐も行いました。

水を蓄える力を取り戻すための森林保全。

水を蓄える力を取り戻すための森林保全。

Hondaが植林活動を行っているのは、原因不明の不毛の地となっている土地。ここにカシ、ナラ、クヌギ、モミジ、ヤマザクラなど多用な広葉樹を植林してきました。植林した苗がしっかりと生育した地区もありますが、苗が育つ前にシカやイノシシ、ウサギなどに食べられてしまう食害を受けている地区もあります。そのため、ネットを張る等の対策をしながら、継続的な保全に取り組みました。 そして、このエリアを「森づくり体験エリア」と名づけ、引き続き植林・下刈りを行っていくのに加え、活動を拡大。ハイキングコースが隣接するエリアを「森に癒されるエリア」とし、朽木の除去や枝打ちを行うことで、“木漏れ日のある癒され空間“をめざすとともに、カシ類などが生息する原生林を「生態系の学習エリア」と名づけ、“自然観察に最適な場”にする取り組みを開始。3つのエリアで自然を体験し、学びながら、「水の町」を守る寄居の森をつくりました。

OTHER

植えている木
ナラ、クヌギ、カシ、オニグルミ、モミジ、ヤマザクラなど
主催
埼玉製作所
共催
埼玉県、埼玉県大里郡寄居町、公益財団法人オイスカ
埼玉県 寄居町

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