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フォーミュラカーによる「モノづくり」への挑戦。

全日本学生
フォーミュラ大会支援

「第15回 全日本学生フォーミュラ大会」
(主催:公益社団法人 日本自動車技術会)が、
静岡県の「エコパスタジアム」で開催されました。
このレポートでは「全日本学生フォーミュラ大会」を
目前に控
えて、ツインリンクもてぎ「試走会」でインタビューした「もの
つくり大学」と「埼玉大学」の
全日本大会での結果や、サポー
トを行ったHondaスタッフたちのコメントを
ご紹介します。

「モノづくり」と「チームづくり」全日本大会を終えて、次への挑戦が始まる!

開催日:2017年9月5日(火)〜2017年9月9日(土)

静岡県小笠山総合運動公園エコパ

参加人数 期間中の延べ人数:18,832名 延べ人数内訳 ・チーム:11,270名 ・スタッフ:2,553名 ・ビジター/ゲスト/プレス:5,009名
本田技研工業 総務部 社会活動推進室 前原洋一 本田技研工業 総務部 社会活動推進室 前原洋一
今回は私がご案内します

「ツインリンクもてぎ」の試走会から約2週間、短い時間の中で最後の調整を行ったマシンを引っさげて、各チームが静岡県小笠山総合運動場(エコパ)に集結しました。第15回大会は国内外から計114チームがエントリー。果たしてその結果は?

本田技研工業
総務部 社会活動推進室
前原洋一

総合優勝は京都工芸繊維大学、
2連覇を達成。
ベスト6の3チームが
Hondaエンジン搭載車。

全日本学生フォーミュラ大会(以下、全日本大会)では、車両の走行性能に関わる「動的審査」と、クルマのコンセプトやデザイン、製作コスト、更にはプレゼンテーションなどを審査する「静的審査」が行われ、クルマづくりに関わるあらゆる要素が総合的に評価されます。
Hondaは協賛企業として積極的な支援を継続しています。今大会は114チームがエントリー(国内74チーム・海外24チーム、EVクラス16チームを含む)。

今回の総合優勝は京都工芸繊維大学。昨年に続いての2連覇達成となりました。そして、芝浦工業大学が総合2位、日本自動車大学校が5位、横浜国立大学が6位と、ベスト6のうち3チームがHondaエンジン搭載車でした。またEVクラスの優勝チームが総合4位で初入賞となったこともニュースとなりました。

ものつくり大学 ものつくり大学

「ものつくり大学」はエンデュランスで
無念のリタイア。
全日本大会の経験を次世代のチカラに。

総合成績は48位も、マシンに手応えあり

ツインリンクもてぎでの試走会で、全日本大会への意気込みや目標をお聞きした「ものつくり大学」は、総合成績では48位。チームリーダーの佐藤さんに大会後の総括を伺いました。
「最終目標は完走・総合10位以内だったため、達成できませんでした。良い結果は残せませんでしたが、やるべきことはやったと思いますし、悔いはありません。エンデュランス以外の競技は順調にこなしていただけに、非常に悔しい結果です。ポテンシャルは決して悪くないマシンだと思うので、これを活かし来年に挑んでもらいたいです。」とのコメント。

またテクニカルディレクター(マシン製作監督)の葛西さんは、全日本大会後に「エンデュランスを走れたことは感慨深いです」とコメントし、「技術車検では臨機応変に対応できたこと、デザイン審査で担当したペダルユニットでブレーキフィーリングを褒めていただいたこと」など印象深い出来事を語っていました。さらにテクニカルディレクターとして、学生フォーミュラの講座でサポートを受けたHondaマイスターへの感謝も語っておられました。

今年の反省や気づきを活かして、来年こそは全競技完遂・完走してほしいと思います。 ものつくり大学 プロジェクトリーダー 佐藤好倫さん
埼玉大学 埼玉大学

「埼玉大学」はルーキー賞を受賞!
完走できなかった悔しさを来年に
つなげていく。

駆け抜けたデビューイヤー、しかし・・・。

同じくツインリンクもてぎでの試走会で、初挑戦チームとして注目した「埼玉大学の小林祐太チームリーダーに全日本大会を終えて、いまの気持ちを伺いました。
「完走を目標としていましたが、エンデュランスに出走できずクリアできませんでした。一年でマシンを作り上げて、初参加で動的審査に進めただけでも十分だと褒めてくださった方もいて本当にありがたいです。しかし、目標を達成できなかったのはやはり悔しいです。この悔しさを来年につなげていきます。」

またチームではマネジメントを担当していた2年生の小林海登さんは、「車検通過、ルーキー賞獲得は素直に嬉しいです。しかし、目標であったエンデュランス審査進出、初年度完走を果たすことができなかったことが悔しく思います。」とコメント。またこの一年間について「設計製作をする工程をしっかり考えた上でのスケジュール管理、設計のノウハウ、製作技術、企業を訪問して支援をいただくお願いなど今回のプロジェクトの活動1つ1つが将来に役立つであろう貴重な経験となりました。」とコメントし、「来年は今年以上の結果がだせるようチーム一丸となって頑張ります」と決意を語ってくれました。

怒涛の一年間を走りきったという感覚です。この一年間はとても短いように感じましたが、振り返ってみると様々な経験ができました。中でもメンバーとの一喜一憂はどれも忘れられません。このメンバーで大会に臨めてとても良かったですし、こんな自分と最後まで一緒にいてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。 埼玉大学 プロジェクトリーダー 小林祐太さん 怒涛の一年間を走りきったという感覚です。この一年間はとても短いように感じましたが、振り返ってみると様々な経験ができました。中でもメンバーとの一喜一憂はどれも忘れられません。このメンバーで大会に臨めてとても良かったですし、こんな自分と最後まで一緒にいてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。 埼玉大学 プロジェクトリーダー 小林祐太さん マイスタークラブ マイスタークラブ

1年間、数多くの講習を
通じてマシンづくりをサポート。
マイスタークラブからチームへの
メッセージ。

モノづくりの基礎から計測の大切さ、レースならではの現場対応など、実際にマシンづくりやレースの現場で経験を積んだHondaのOBたちによるマイスタークラブ。全日本大会の現場でもさまざまなカタチでサポートしてきました。そんなマイスターの方々は、海外チームの完成度やEVクラスの台頭などを目にして、これから挑戦する学生チームにエールを贈っておられました。

マイスタークラブ 会長 関口昌邦さん マイスタークラブ 会長 関口昌邦さん
「各チームは、全日本大会の1週間を通して、嬉しい、楽しい、悔しい、思い出があると思います。一つのイベントをクリアするごとに仲間たちの歓声が上がり、全員が喜びに溢れる姿は気持ちよく、まさに“努力と情熱とチームワーク”であり、感動すら覚えました。
チーム仲間が一丸となれたことで、さらに一歩前進したチームになってください。また他の大学との交流や比較ができたチームは、その経験を来年のクルマづくりに活かせることを期待しています」。

第15回本大会を振り返って

本大会が終了し、強く印象に残ったことが3つありました。
(1)今回の大会はEVクラスのエントリーが増えたこと
(2)2年連続優勝の京都繊維工芸大学のマシンは、トータルバランスがとてもよかったこと
(3)Hondaエンジン搭載チームがベスト6に3チーム入賞したこと
特に、EVクラスのエントリー増加については、EVクラスがベスト6に1チーム入っており、来年以降もますます増えてくるのは間違いありません。

Hondaはこれまで、マイスタークラブの講座を充実させていくなど、学生フォーミュラに対して積極的に支援してきており、マイスターも含めて、Hondaスタッフはすべての審査をサポートしています。目標を達成し、チーム全員で歓喜する姿を見て、サポートするわれわれも嬉しくなる一方で、毎年のことでもありますが、車検を通過しないチームがいることはとても残念に感じており、来年は奮起を期待したいところです。

最後に、参加した学生のみなさんには、学業を一番としながらも、大変な作業を続けてここまでやってきました。それだけに完走した時の達成感はすごいものがあると思います。

もてぎ試走会レポートを見る

本大会が閉幕し、夢と可能性にチャレンジし続けた学生たちの1年が一つの区切りを迎えました。それはすなわち、新しい夢へのチャレンジがすでに始まっていることを意味します。Hondaはこれからも、モノづくりを通して未来のエンジニアを育てる全日本学生フォーミュラ大会を応援していきます。 本大会が閉幕し、夢と可能性にチャレンジし続けた学生たちの1年が一つの区切りを迎えました。それはすなわち、新しい夢へのチャレンジがすでに始まっていることを意味します。Hondaはこれからも、モノづくりを通して未来のエンジニアを育てる全日本学生フォーミュラ大会を応援していきます。