パワースライドドアの開閉操作

キーレスエントリーシステムや運転席およびセンターピラーにあるパワースライドドアスイッチを使って、パワースライドドアを自動で開閉することができます。また、ドアハンドルやタッチセンサーを使って自動で開閉することもできます。

警告
パワースライドドアを開閉するときは、ドアの内側と外側の安全を十分確認する。
ドアが動いているときは触ったり、近づいたりしないでください。ドアにはさまれて重大な傷害を受けるおそれがあります。
特にお子さまには気をつけてください。
注意
後輪タイヤを交換するときは、メインスイッチをOFFにする。
ONのままだと、誤ってメインスイッチに触れたりしてドアが開き、思わぬ事故を起こすおそれがあります。

車両が完全に停止した状態でパワースライドドアを開閉する。また乗り降りのときも車両が動き出さないように、確実にブレーキをかける。
パワースライドドアの開閉中や乗り降りのときに車両が動き出すと、思わぬ事故を起こすことがあります。
警告
ドアを開閉する前に、ドア付近に障害物がないことを必ず確認する。
はさみ込み防止機能は、万一のときに、障害物を検知して、ドアにはさまれてしまうことを防ぐためのものです。ドアにはさまれると重大な傷害を受けるおそれがあります。
特にお子さまには気をつけてください。
注意
パワースライドドアに指などをはさみ込まないように注意する。
パワースライドドアを確実に閉め切るため、閉め切る直前の部分にはさみ込みを検知しないエリアがあります。
さらに詳しく
パワースライドドアのローラーの滑走面に石などの異物があると、作動不良になる場合があります。
異物を取り除く場合は、水平な場所で必ずメインスイッチをOFFにして行ってください。

  1. ローラーの滑走面

パワーモードがONモードでパワースライドドアを作動中のときに、シフトポジションがP以外の位置でパーキングブレーキが解除されているとき、ブレーキペダルから足を離すと、ブザーが鳴ります。
開けているときは「ピー」とブザーが鳴り続けて途中で止まり、閉めているときは「ピーピーピーピー」とブザーが鳴り、そのまま閉まります。

メインスイッチをOFFにしているときも、イージードアクローザーは作動します。

坂道などでドアを開閉中にメインスイッチをOFFにして止めないでください。
落下防止機構が作動し、ブザーが鳴り続けます。
坂道の場合は、スライドドアがブレーキを掛けながら、傾斜方向へ移動します。

落下防止機構が作動中は、再度メインスイッチをONにして、ドアを自動で閉めてください。

下記の操作を行うと、落下防止機構が解除され、ドアが自重で動くことがあるので注意してください。
  • スライドドアのドアハンドルまたはタッチセンサーを操作する
  • メインスイッチをONからOFFにする

パワースライドドアを自動開閉中に障害物を検知すると、はさみ込み防止機構によりパワースライドドアが反対側に動きます。このとき、ブザーが「ピーピーピー」と鳴ります。

アドバイス

パワースライドドア前端にあるセンサーに触れない。
センサーに触れるとパワースライドドアが閉まりません。また、センサーを鋭利なものなどで傷つけないでください。センサーが切断されると自動で閉めることができなくなります。

  1. センサー部

フューエルリッドが開いた状態で、助手席側パワースライドドアの操作を行うとブザーが鳴り作動しません。
坂道でパワーシステムを停止した状態で、パワースライドドアを途中停止させたままにすると、約30分後自動で傾斜方向に作動します。

パワーモードがONモードのときに、シフトポジションがP以外で下記の操作を行うと、内側または外側のハンドルでパワースライドドアを開けようとしても、ブザーが鳴り自動で開きません。
  • ブレーキペダルから足を離す
  • パーキングブレーキを解除する

自動で開閉するときの条件

次の条件が揃っているときに、自動で開閉することができます。

  • メインスイッチがONのとき
  • パワースライドドアが解錠されているとき
  • フューエルリッドが閉じているとき(助手席側のみ)
  • パワーモードがOFFモードのときに、キーレスエントリーシステムでの開閉ができます。
  • パワーモードをONモードにしているときは、シフトポジションがPのときにパワースライドドアスイッチ、ドアハンドル、タッチセンサーを操作して開閉ができます。
    • P以外でもブレーキペダルを踏むか、パーキングブレーキがかかっているときは操作できます。

自動開閉と手動開閉の切り換え

自動開閉:メインスイッチをONにする

手動開閉:メインスイッチをOFFにする

  1. メインスイッチ

パワースライドドアスイッチで開閉する

OPEN側を押すと開き、CLOSE側を押すと閉まります。

開閉中に動かしているドア側のパワースライドドアスイッチを押すと、「ピーピーピー」とブザー音が鳴り、パワースライドドアは途中で止まります。

再度ドアの開閉をするには、同様の操作をします。

運転席
  1. 運転席側
  2. 助手席側
センターピラー

キーレスエントリーシステムで開閉する

ドアが解錠されているとき、パワースライドドアボタンを約1秒以上押すと、自動で開閉することができます。


開閉中に動かしているドア側のパワースライドドアボタンを押すと、「ピーピーピー」とブザーが鳴り、パワースライドドアは途中で止まります。再度ボタンを押すと反対側に動きます。

  1. 運転席側パワースライドドアボタン
  2. 助手席側パワースライドドアボタン

ドアハンドルで開閉する

外側のハンドル

ハンドルを引くと自動で開閉することができます。


施錠されていても、Hondaスマートキーを携帯してハンドルを引き、戻すと、自動的にすべてのドア、テールゲートが解錠されパワースライドドアが開きます。開閉中にハンドルを操作すると「ピーピーピー」とブザーが鳴り、途中で止まります。

再度ハンドルを引くと反対側に動きます。

  1. ドアハンドル

内側のハンドル

ハンドルを後ろ側に引くと自動で開き、前側に押すと自動で閉じます。


開閉中にハンドルを操作すると「ピーピーピー」とブザーが鳴り、途中で止まります。

再度ドアの開閉をするには、同様の操作をします。

  1. ハンドル

ワンタッチ式スライドドア

センサーの範囲内に指が収まるように触れることで開閉することができます。
  • センサーの範囲からはみ出して触れている場合や爪先などで触れた場合、正しく動作しないことがあります。

開閉しない場合は数秒間待ち、操作をやり直してください。


開閉中にセンサーに触れることで停止できます。

再度ドアを開閉するには、同様の操作をします。

  1. センサー範囲
さらに詳しく
洗車時、メインスイッチをOFFにしてください。

以下のとき、センサーの感度が低下し、操作が検知されなくなることがあります。
  • センサーに水や雪、泥などが付着したとき
  • センサーにフィルムやステッカーなどを貼り付けたとき
  • 手袋をつけて操作したとき
  • 爪先で操作したとき

スライドドアの開閉を停止させる場合は、手のひらでセンサーに触れても停止することができます。
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