減速セレクター

ハンドルにあるパドルで、アクセルペダルを離したときの減速の強さを0から6の7段階で変更できます。車間調整や坂道などで減速の強さを変更したいときに使用してください。

警告

減速する際の車速には、十分注意する。

滑りやすい路面では、減速がタイヤのスリップを招くことがあります。

減速セレクターの操作方法

1回のパドル操作で、減速の強さを1段変更できます。

  1. パドルを引き続けても連続では変更できません。
  2. 左右のパドルを同時に操作すると、変更しないことがあります。
  • -パドルを引く(左側)

    1. 減速の強さが強くなります。
  • +パドルを引く(右側)

    1. 減速の強さが弱くなります。
  • 減速セレクター表示灯:減速の強さが表示されます。

  • M表示:減速の強さを固定したときに表示されます。

減速セレクターを使うとき

Dの状態からパドルを引くと減速セレクター表示灯が点灯します。

-パドルを引くと減速の強さが3段になります。

+パドルを引くと減速の強さが0段になります。

停止間際まで減速したりアクセルペダルを踏み込むと、減速セレクターは自動的に解除され、減速セレクター表示灯が消灯します。

 

0段から-パドルを引くと2段になります。

減速セレクターを固定して使うとき

Dの状態からパドルを引き続けると減速セレクター表示灯とMが点灯し、減速セレクターを固定して使用できます。

-パドルを引き続けると減速の強さが3段に固定されます。

+パドルを引き続けると減速の強さが0段に固定されます。

 

1段以下のときに+パドルを引き続けると減速の強さが0段に固定されます。

減速セレクターの固定を解除するには+パドルを引き続けてください。

 

Honda S+ ShiftをONにしたときは、パドルを操作したときの制御が切り替わります。

Honda S+ Shift

減速セレクターの制限

以下の状態のときはパドルを引いても減速の強さが変更されずに表示が点滅します。

また、自動的に減速の強さが弱くなったり解除することがあります。

  1. ハイブリッドシステムの保護が必要なとき
  2. ブレーキパッドが高温のとき
  3. ブレーキ警告灯(オレンジ)が点灯しているとき