急アクセル抑制機能✤
アクセルペダルの踏み間違いや踏みすぎによる急加速を抑制するとともに、音と表示で知らせる運転支援機能です。
- 警告
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急アクセル抑制機能は、運転者の運転を支援するためのシステムであり、あらゆる状況でアクセルペダルの踏み間違いや踏みすぎによる衝突を回避したり、衝突による被害を軽減できるものではありません。システムに頼った運転をすると衝突など思わぬ事故につながり、死亡または重大な傷害にいたるおそれがあります。運転者はシフトポジションやペダルの位置や常に周囲の状況を確認し、安全運転を心がけ走行してください。
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急アクセル抑制機能はHonda販売店で機能が作動するように設定されたHondaスマートキーが必要となります。
設定についてはHonda販売店にご相談ください。
急アクセル抑制機能が作動するように設定されていないキーと同時持ち込みをしないでください。
同時持ち込みすると急アクセル抑制機能が起動しないことがあります。
起動のためには必ず設定されているキーで、内蔵キーを使わずに解錠するようにしてください。
タイヤは、四輪とも同一指定サイズ、同一種類、同一銘柄および摩耗差のないタイヤをお使いください。サイズ、種類、銘柄や摩耗度合の異なるタイヤを使用すると、システムが正常に作動しないおそれがあります。
サスペンションの改造はしないでください。
システムが正常に作動しないおそれがあります。
システムを作動させるには
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急アクセル抑制機能が作動するように設定されたHondaスマートキーを携帯していることを確認し、内蔵キーを使わずに解錠する。
- エンジンを始動したとき、急アクセル抑制機能の起動メッセージ、急アクセル抑制機能表示灯の点灯を確認してください。
- 起動メッセージを消すには、
スイッチを押してください。
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スイッチ
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電池切れの場合、急アクセル抑制機能が起動しない場合があります。
システムの作動
車速が約30km/h以下のとき、踏み間違いや踏みすぎでアクセルペダルを素早く強く踏み込んだ場合には、音と表示で知らせるとともに急加速を抑制します。

- 急加速を抑制
加速抑制状態中に、アクセルペダルを数秒間踏み続けたときや、加速抑制状態になった後、すぐにアクセルペダルを早く強く踏み直したときは、一定の速度まで徐々に加速します。

- 一定の速度まで徐々に加速
次の場合、急アクセル抑制機能は作動しません。
- 方向指示器が点滅中、または、消灯後、約2秒間
- ブレーキペダルを踏んでいるとき、またはブレーキペダルを離したあと、約2秒間
- オートマチックブレーキホールド作動時に急発進しようとすると、急アクセル抑制機能が作動する場合があります。
- 上り坂を走行しているとき
作動解除の条件
- アクセルペダルを離したとき
急アクセル抑制機能の条件と制限
次のような状態のときは、急アクセル抑制機能が正常に作動しない場合があります。
また、加速したい場合に作動することがあります。
道路状況
- 坂道、凸凹道、砂利道など非舗装路の走行
- 雪道などスリップが発生するような道路の走行
- 坂道の出口など、車両姿勢が急激に変化したとき
- スピードブレーカー、縁石など、大きな段差を乗り越えたとき
自車の状態
- カーゴスペースやリヤシートに重い荷物を積んで、車が傾いているとき
その他
- 惰性走行から急いで加速したとき(たとえば、ETCレーン通過後の加速)
✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。