シフト操作
走行状態に応じてシフトレバーで切り換えます。
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シフトポジションがP以外のときは、パワーモードがOFFモードになりません。
Rのときは、チャイム音が鳴り運転者にシフトレバーがRに入っていることを知らせます。
Nのときでも、エンジンが冷えているときはトランスミッションフルードの粘性により、車がわずかに動き出すことがあります。ブレーキペダルをしっかりと踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。
シフトポジションの名称とはたらき
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Pパーキング
駐車またはエンジンの始動
Rリバース車を後退
Nニュートラル駆動力が伝達されない状態
Dドライブ- 通常走行
7速マニュアルシフトモード装備車- 一時的に7速マニュアルシフトモードにするとき
Sドライブ(S)- 上り坂や下り坂を走行するとき
7速マニュアルシフトモード装備車- 7速マニュアルシフトモードにするとき
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- シフトレバーボタン
シフトレバーの操作
シフトポジションは、メーター部にあるシフトポジション表示灯と連動し、現在のポジションを表示灯の点灯で表示します。

- シフトインジケーター✤
- M(7速マニュアルシフトモード)表示灯✤
- シフトポジション表示灯/(トランスミッション警告灯)
- ブレーキペダルを右足で踏み、シフトレバーボタンを押して操作
- シフトレバーボタンを押さずそのまま操作
- シフトレバーボタンを押して操作
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アドバイス
前進から後退、後退から前進するときは車を完全に止め、ブレーキペダルを踏んだままシフトレバーを操作してください。車が完全に止まっていない状態でレバーを操作すると、トランスミッションを破損するおそれがあります。
車を発進させるときは、思い違いによる事故を防ぐためにシフトポジション表示灯でもシフトポジションの位置を確認してください。
走行中にトランスミッション警告灯が点滅しているときは、トランスミッションに異常があります。急加速を避け、Honda販売店で点検を受けてください。
シフトレバーボタンを押したままブレーキペダルを踏んだ場合、シフトレバーの操作ができないことがあります。先にブレーキペダルを踏んでください。
外気温が非常に低い(マイナス30度以下)とき、シフトポジションの表示の切り替わりが少し遅れることがあります。走行前は必ずシフトポジションを確認してください。
7速マニュアルシフトモードとは
ハンドルにあるシフトスイッチで、ハンドルから手を離さずに手動で1~7速まで変速することができます。走行中にシフトスイッチを引くと、7速マニュアルシフトモードへ切り換わります。エンジンブレーキが必要なときにも、使用してください。
シフトポジションがDのとき
一時的に7速マニュアルシフトモードとなり、シフトインジケーターが点灯します。
定速走行の状態になると、7速マニュアルシフトモードは自動的に解除され、シフトインジケーターが消灯します。また、+のシフトスイッチ(右側)を数秒間引き続けることでも解除することができます。
カーブの手前など、一時的に減速したいときに便利です。
シフトポジションがSのとき
7速マニュアルシフトモードとなり、M表示灯とシフトインジケーターが点灯します。
シフトスイッチを操作せずに車速が下がると、順次低速段に自動的にシフトダウンし、停止すると1速にシフトダウンします。
車速が上がりエンジン回転数が限界回転数(レッドゾーン)に近づくと、自動的に1段シフトアップします。
モードを解除する場合は、シフトレバーをSからDに動かすか、+のシフトスイッチ(右側)を数秒間引き続けてください。7速マニュアルシフトモードが解除され、M表示灯とシフトインジケーターが消灯します。
7速マニュアルシフトモードの操作
1回のシフトスイッチ操作で、ギヤは1段変速します。
発進は1速でのみ行うことができます。

- シフトスイッチ
- +のシフトスイッチ(右側)を引くと、シフトアップ(高速ギヤに変速)
- -のシフトスイッチ(左側)を引くと、シフトダウン(低速ギヤに変速)
- さらに詳しく
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シフトスイッチを操作したとき、操作後のエンジン回転数が許容範囲外になる場合は、変速せず表示灯が点滅します。
エンジンを保護するために、自動的にシフトアップやシフトダウンすることがあります。
滑りやすい路面でシフトスイッチを操作したときに、タイヤがロックするような場合、7速マニュアルシフトモードから通常走行に戻る場合があります。
✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。