オートハイビーム✤
オートハイビームは夜間走行時に前方の状況によってヘッドライトのハイビームとロービームを自動的に切り換えるシステムです。



- さらに詳しく
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オートハイビームはあらゆる状況で作動する機能ではありません。あくまでも、運転者をアシストするための機能です。常に周囲の状況を確認し、必要に応じて手動でハイビームとロービームを切り換えてください。フロントガラス上部に装備されているカメラの取り扱いについては下記を参照してください。
オートハイビームは前方の発光する物体の明るさに応じてヘッドライトの切り換えを行います。次のような場合、タイミングが変化したり適切に切り換えが行われない場合があります。運転者の感覚に合わない場合は手動で操作を行ってください。- 対向車や先行車のランプが明るい場合や暗い場合、片側点灯や無灯火の場合
- 天候の状況(雨、雪、霧、フロントガラスの霜など)
- 周囲に街灯、電光掲示、信号機などの光源があるとき
- 周囲の明るさが連続的に変わるとき
- カーブが多い道、起伏の激しい道路を走行しているとき
- 前方の車両が突然現れたり、適切な方向を向いていないとき
- カーゴスペースに重い荷物を積んで車が傾いているとき
- 車両前方に標識やミラーなどの光を強く反射するものがあるとき
- 中央分離帯、街路樹などで対向車が見え隠れするとき
- 対向車や先行車が二輪車、自転車などのとき
オートハイビームを正しく動作させるために次のことをお守りください。- インストルメントパネルの上に光を反射するものを置かない
- カメラ付近のガラスはきれいにしておく
- フロントガラスのお手入れのときは、ガラスクリーナーがレンズに付着しないようにする
- カメラ付近のガラスにアクセサリー、ステッカーやフィルムを取り付けない
- カメラのレンズに触れない
カメラに強い衝撃が加わったときやルームミラー周辺の修理を行うときはHonda 販売店にご相談ください。
作動させるには
- 夜間にスイッチをAUTOにしてライトスイッチのレバーをロービームの位置にします。オートハイビーム表示灯が点灯します。
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一時的に作動が解除となる条件
- 車速が24km/h 未満でしばらく走行したとき
- 車速が10km/h 未満になったとき
- ワイパーがHI(高速)で数秒間動作したとき
- 明るい場所で走行したとき
上記の状態から復帰した場合、オートハイビームも復帰します。
以下の操作を行うと一時的に作動が解除され、オートハイビーム表示灯が消灯します。
- ライトスイッチレバーをハイビームの位置にしたときやパッシングしたとき
- オートハイビームを復帰させたい場合はレバーを数秒間引き続けてください。
機能を停止、復帰させたいとき
- パワーモードがONモード、ライトスイッチがAUTOで車両が停止しているときに機能を停止、復帰させることができます。停止状態(OFF)にする:ライトスイッチレバーを約40秒間引き続けます。このとき表示灯が2回点滅します。2回点滅後にレバーから手を放します。作動可能(ON)にする:ライトスイッチレバーを約30秒間引き続けます。このとき表示灯が1回点滅します。1回点滅後にレバーから手を放します。
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- さらに詳しく
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オートハイビームが停止状態のとき、エンジンを再始動しても停止状態になっています。
✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。