ジャンプスタートの方法

警告
ジャンプスタートは、正しい手順で慎重に行う。
ジャンプスタートの操作を間違えると、12Vバッテリーが爆発し、重大な傷害を受けるおそれがあります。
タバコの火、火花、炎を12Vバッテリーから遠ざけ、正しい手順で行ってください。
さらに詳しく

アドバイス

寒冷時は、12Vバッテリーの性能が低下します。
パワーシステム起動に支障をきたすことがあります。


金属どうしがきちんと接続されているか確認してください。
ケーブルをパワーシステムのスタッドボルト以外に接続しないでください。

自車の端子を使用して別車両の救援をすることはできません。行った場合、自車が走行できなくなるおそれがあります。

処置のしかた

オーディオやライトなどの電源をOFFにしてください。

  1. 自車のパワーモードをOFF モード、救援車のエンジンスイッチを0にする。
  2. タブを押してジャンプスタートボックスカバーを開ける。
  1. 図のように、ブースターケーブルを、自車のジャンプスタートボックスの端子に接続する。このブースターケーブルを他の部分に接続しないでください。
  2. ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーの端子に接続する。
    • 救援車には、12Vのバッテリーを装着している車を使用してください。
    • 自動車用充電器を使用する場合は、電圧を15V 以下に設定してください。
  1. もう1本のブースターケーブルを、救援車のバッテリーの端子に接続する。
  2. ケーブルの反対側を、自車のパワーシステムのスタッドボルトに接続する。
  3. 救援車のエンジンを始動し、回転数を少し高めにする。
  4. 自車のパワーシステムを起動する。

システム起動後の作業

自車のパワーシステムが起動したら、下記の手順でブースターケーブルを取り外します。

  1. 自車のパワーシステムのスタッドボルトからケーブルを外す。
  2. ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーの端子から外す。
  3. 自車のジャンプスタートボックスの端子からケーブルを外す。
  4. ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーの端子から外す。
  5. 12V バッテリーの電圧が回復するまでアイドリング(走行待機)状態にしてください。
    • READY 表示灯が点灯すれば走行可能です。
    • ブレーキ、ブレーキシステム、ABS、VSA の警告灯が点灯し消灯しない場合は、パワーシステムをOFF にして、再度、自車のパワーシステムを起動してください。警告灯が消灯しない場合は、異常が考えられますので、Honda販売店で点検してください。
    • パワーシステムが起動しないときは、ジャンプスタートを繰り返してください。

ジャンプスタート後はHonda販売店で点検を受けてください。

警告
12Vバッテリーは専用品を使用する。
専用品以外を使用すると、12Vバッテリーから発生する可燃性ガスが室内に侵入したり、引火して爆発するおそれがあります。12Vバッテリーを充電、交換する際はHonda販売店に依頼してください。
さらに詳しく
ブースターケーブルの端子どうしが接触しないよう注意してください。

バッテリーを外して再接続した後、POWERを押してパワーモードをONにすると、渋滞追従機能付ACC警告灯と安全支援情報警告灯、VSA警告灯、VSA OFF警告灯が一時的に点灯する場合があります。
このとき車速20km/h以上でしばらく走行すると、これらの警告灯は消灯します。消灯しないときは、Honda販売店で点検を受けてください。
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