ジャンプスタートの方法
- 警告
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ジャンプスタートは、正しい手順で慎重に行う。ジャンプスタートの操作を間違えると、12Vバッテリーが爆発し、重大な傷害を受けるおそれがあります。
タバコの火、火花、炎を12Vバッテリーから遠ざけ、正しい手順で行ってください。
- さらに詳しく
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アドバイス
気温が極端に低い場所に12Vバッテリーを長時間にわたって置くと、内部のバッテリー液が凍結するおそれがあります。バッテリー液が凍結した12Vバッテリーでジャンプスタートすると、12Vバッテリーが壊れることがあります。
寒冷時は、12Vバッテリーの性能が低下します。パワーシステム起動に支障をきたすことがありますので、液量、比重の確認をし、必要に応じて液の補給や補充電をしてください。金属どうしがきちんと接続されているか確認してください。ケーブルを12Vバッテリーセンサーのナット以外に接続しないでください。12Vバッテリー液が不足しているときは、使用しないでください。バッテリー内部の劣化が進むおそれがあります。ドアを無理に開閉しないでください。ドアを開ける際に、自動的にウィンドーが下がる機構が付いています。12Vバッテリーがあがりウィンドーが下がらないときは、ドアの開閉時にウィンドーと車体が干渉するおそれがあります。
この場合、ウィンドーの上部を押しながらゆっくりとドアを開閉してください。
処置のしかた
まず、ボンネットを開け、12Vバッテリーの状態を確認します。バッテリー液が凍っている場合はバッテリー液が溶けるまでジャンプスタートはできません。
次に、オーディオやライトなどの電源をOFFにしてください。
ブースターケーブルのクリップは、外れないように確実に固定してください。また、ケーブルの巻き込みに注意してください。
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- 自車と救援車のパワーモードをOFFモードにする。
- ブースターケーブルを、自車の12Vバッテリーの
端子に接続する。
- ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーの
端子に接続する。
- 救援車には、12Vのバッテリーを装着している車を使用してください。
- 自動車用充電器を使用する場合は、電圧を15V以下に設定してください。
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- 救援車のバッテリー
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- もう1本のブースターケーブルを、救援車のバッテリーの
端子に接続する。
- ケーブルの反対側を、自車の12Vバッテリーセンサーのナットに接続する。
- 救援車のエンジンを始動し、回転数を少し高めにする。
- 自車のパワーシステムを起動する。
- もう1本のブースターケーブルを、救援車のバッテリーの
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- 12Vバッテリーセンサーのナット
システム起動後の作業
自車のパワーシステムが起動したら、下記の手順でブースターケーブルを取り外します。
- 自車の12Vバッテリーセンサーのナットからケーブルを外す。
- ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーの
端子から外す。
- 自車の12Vバッテリーの
端子からケーブルを外す。
- ケーブルの反対側を、救援車のバッテリーの
端子から外す。
Honda販売店や最寄りのガソリンスタンドなどで点検を受けてください。
- 警告
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12Vバッテリーを扱うときは、火気を近づけない。12Vバッテリーから発生する可燃性のガスに引火すると、12Vバッテリーが爆発し、重大な傷害を受けたり死亡したりするおそれがあります。
12Vバッテリーを扱うときは、保護衣・保護面を着用するか、Honda販売店で12Vバッテリーのメンテナンスを受けてください。バッテリー液の取り扱いに注意する。バッテリー液は希硫酸です。目や皮ふに付くとその部分が侵されますので十分注意してください。- 万一、付着したときはすぐに多量の水で少なくとも5分間以上洗浄する
- 飲み込んだときはすぐに多量の飲料水を飲む
- さらに詳しく
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ブースターケーブルの端子どうしが接触しないよう注意してください。
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