踏み間違い衝突軽減システムの制限

次のような状態のときは、システムが正常に作動しない場合があります。

ソナーセンサーが検知しない障害物の事例

  1. 人・雪・布・スポンジなど音波を反射しにくい障害物のとき
  2. フェンス・自転車・標識の支柱など細い障害物のとき
  3. 背が低い・小さい障害物のとき
  4. バンパーのすぐ近くにある障害物のとき
  5. 地面に対して垂直でない壁などの障害物のとき
  6. 移動する物体など進路上に飛び出してきた障害物のとき

ソナーセンサーが障害物を正しく検知できない事例

  1. ソナーセンサーが汚れているとき(雪、氷、泥などで覆われているとき)
  2. 車両が高温または低温の状況にあるとき
  3. 障害物に対して斜めに接近する場合やハンドルを大きく切っているとき

その他システムが正しく作動しない事例

  1. カーゴスペースや後席に重い荷物を積んで、車が傾いているとき
  2. 雨・霧・雪など悪天候のとき
  3. 気温・湿度が高いまたは低いとき
  4. 急勾配の坂道を走行するとき
  5. 他の車両のソナーセンサーなど、超音波を発するものが付近にあるとき
  6. サイズや種類、構造の違うタイヤやホイールを装着していたり、タイヤ空気圧が適切でないとき
  7. サスペンションを変更したとき

次のような場合は衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合があります

  1. 低いゲートや狭いゲートなどの間を通過しようとするとき
  2. 凸凹な路面や、草地、段差がある場所を走行するとき
  3. 高い位置に斜めの柱や壁などが突き出しているとき
  4. 道路脇に障害物があるとき
  5. 旗や幕、木の枝、踏切やETCゲートのバーなどに向かって走行するとき
  6. 冠水した道を走行するとき