キーについて
パワーシステムの起動、停止のほかに、すべてのドア、テールゲートの施錠・解錠に使用できます。
微弱電波
Hondaスマートキーを使用してドア、テールゲートの施錠/解錠操作をするときやパワーシステムを起動するとき、Hondaスマートキーとの電子照合を行うために車両から電波が発信されます。
そのため、次のような場合に正常に作動しなかったり、不安定な動作となったりすることがあります。
- 強い電磁波を発する機器や設備が近くにあるとき
- 携帯電話や無線機などの通信機器やノートパソコンと一緒にHondaスマートキーを携帯しているとき
- Hondaスマートキーが金属物に触れていたり覆われていたりするとき

-
車室内発信機(インストルメントパネル内)
-
車室外発信機(ドアハンドル内)
-
車室内発信機(フロア下)
-
車室外発信機(テールゲート内)
- 電池寿命は、使用状況により異なりますが約2年間です。Hondaスマートキーは車両との通信のために常時受信動作をしているため、常に電池を消耗しています。
- 電波の受信動作を停止させ、電池の消耗を抑えることができます。Hondaスマートキーの施錠ボタンと解錠ボタンを同時に約3秒長押しするとインジケーターが2回点滅し、電波の受信が停止します。Honda スマートキーのいずれかのボタンを1 回押すと電波の受信が再開します。
注意
植込み型心臓ペースメーカや植込み型除細動器などの医療機器を装 着されている方は、車両に搭載されている発信機から22cm以内 に近づかない。
Hondaスマートキーシステムで発信されている電波が、機器の作動に影響を与える可能性があります。医療用電子機器を使用しているかたは、医師や医療用機器製造者に影響を確認してからご使用ください。
- 日本国内でのみ使用する。
- 直射日光が当たる場所、高温、多湿の場所に置かない
- キーを落としたり、重いものをのせない
- キーに液体をかけない
- 砂や埃を避ける
- 電池交換時以外は分解しない
- 改造をしない
- 火であぶらない
- テレビ、オーディオなど磁気を帯びた機器の近くに置いたりしない
Hondaスマートキー持ち去り警告ブザー
パワーモードがONのとき
Hondaスマートキーを車外に持ち出しドアを閉めると、メーター内に警告を表示するとともに、車内警告ブザーと車外警告ブザーが鳴ります。
パワーモードがアクセサリーモードのとき
Hondaスマートキーを車外に持ち出しドアを閉めると、車外警告ブザーが鳴ります。
警告ブザーの解除方法
パワーモードONの作動範囲内にHondaスマートキーを戻してドアを閉める。
- 警告状態が続くときは、Hondaスマートキーの携帯位置を変更してください。
イモビライザーシステム
イモビライザーシステムとは、あらかじめ登録されたキーでないとパワーシステムの起動ができないようにしたシステムです。イモビライザーシステムでは、車両とキーの電子照合を行うときに微弱な電波を使用するため、下記の点に注意してください。
- POWERスイッチの近くに強い電波を発するものを近づけない
- キーを金属に触れさせたり、覆ったりしない
- ほかの車両のイモビライザーシステムのキーを近づけない
- 磁気を帯びたキーホルダーなどをキーと一緒に取り付けない
- システムの改造や追加をしないでください。システムが故障するおそれがあります。
- POWERを押したとき、キーの情報を認識できないとメーター内のイモビライザーシステム表示灯が点滅します。
セキュリティアラームシステム
Hondaスマートキーシステム、キーレスエントリーシステムまたは内蔵キーを使わずにドア等を開けると警報装置が作動するシステムです。作動時はホーンが断続的に鳴り、非常点滅表示灯が点滅します。システムを解除させるには解錠するか、パワーシステムを起動します。 セキュリティアラームシステムは、すべてのドア、テールゲート、ボンネットが閉まっているときに施錠されると自動的にセットされ、メーター内にあるセキュリティアラームシステム作動表示灯が点滅します。
警報装置はセキュリティアラームシステムを停止させるまで、約5分間作動します。ホーンおよび非常点滅表示灯は、1回の作動につき約30秒間作動し、その警報作動が10回行われます。
状況によっては、5分間以上作動することがあります。
車内に人が乗っているときやウィンドーが開いているときでも、セキュリティアラームシステムは作動します。警報装置の思わぬ作動を防ぐために、人が乗っていたりウィンドーが開いているときには、セキュリティアラームシステムをセットしないでください。
セキュリティアラームシステムをセットした後に12V バッテリーがあがり、12Vバッテリーの充電、交換をすると、警報装置が作動することがあります。
そのときは、解錠操作でセキュリティアラームシステムを解除してください。
- システムの改造や追加をしないでください。システムが故障するおそれがあります。