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パーキングブレーキスイッチをゆっくりと確実に引き上げる。
- パーキングブレーキがかかっていると、スイッチのインジケーターとメーター内のブレーキ警告灯(レッド)が約30秒間点灯します。
パワーシステムの起動

ブレーキペダル
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シフトポジションがPであることを確認し、右足でブレーキペダルを踏む。
- Nでも起動できますが、安全のため駆動輪が固定されるPで行ってください。

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ブレーキを踏んだままアクセルペダルを踏まずに、POWERを押す。

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READY 表示灯の点灯を確認する。
- READY 表示灯が点灯するまでブレーキペダルを踏み続けてください。
- パワーシステムが起動すると、READY 表示灯が点灯し運転することができます。
- 外気温が極端に低いときは、条件が整うまで走行することができません。このとき、READY 表示灯が点灯せず、他のメッセージが表示されます。
警告
12V バッテリー液が不足しているときは、パワーシステムを起動しない。
12V バッテリーが破裂するおそれがあります。
注意
パワーシステムを起動するときは、ブレーキペダルをしっかりと踏む。
補足
寒いときのパワーシステムの起動は、すべての電気アクセサリーをOFFにしてから行います。
寒いときのパワーシステムの起動は、12V
バッテリーの消耗を防ぐためライト類、エアコン、リヤデフロスターなどの電気アクセサリーをすべてOFFにしてから行ってください。
排気音が変わったり、車内でガソリンや排気ガスのにおいが消えないときは、排気系や燃料系の異常が考えられます。
Honda 販売店で点検を受けてください。
POWERは、パワーシステムが起動するまで押し続ける必要はありません。
Honda スマートキーが強い電波を受けていると、パワーシステムが起動しないことがあります。
パワーシステムが起動しない場合は、30秒以上待ってから操作してください。
走行可能な状態でも、エンジンが始動しないことがあります。
READY 表示灯が点灯していれば走行可能です。
READY 表示灯が点灯している状態で、ブレーキペダルを踏んでPOWERを押すとパワーモードがOFFになり、走行できなくなります。
パワーモードをONモードにしたとき、ブレーキペダルが押し込まれる感じを受けることがありますが、ブレーキ装置の作動によるものであり、異常ではありません。
パワーシステムの停止
車が完全に停止しているとき、パワーシステムを停止することができます。
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シフトポジションをPにする。
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POWERを押す。
「パワーシステムの起動」
の警告・注意はここをタップ
の警告・注意はここをタップ
発進時の操作
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右足でブレーキペダルを踏んだまま、READY 表示灯の点灯を確認し、シフトポジションをDにする。
- 後退する場合はRにします。
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パーキングブレーキをかけたまま、ブレーキペダルを離して、アクセルペダルをゆっくりと踏む。
- ブレーキ警告灯(レッド)が消灯したことを確認してください。
- 運転席シートベルトを装着していないと、発進時でも電子制御パーキングブレーキは自動解除されません。
注意
アクセルペダルを踏んだまま、シフトレバーを操作しない。
急発進して思わぬ事故の原因となります。
補足
パーキングブレーキスイッチの操作で解除することもできます。
下り坂の場合、アクセルペダルを踏まずにパーキングブレーキを手動で解除すると、よりスムーズに発進することができます。
ハイブリッド車は走行可能な状態でも、通常の車のように、エンジン音や振動がでないことがあるため、走行可能な状態であることに気がつかない場合があります。
READY 表示灯が点灯しているかどうかを確認し、発進操作をしてください。
急な坂道からの発進をするときに、ブレーキペダルから足を離した後、ブレーキ力を約1 秒間保持することで車両の後退を緩和し、発進を容易にするシステムです。
「パワーシステムの起動」
の警告・注意はここをタップ
の警告・注意はここをタップ
補足
緩やかな坂道ではシステムが作動しないことがあります。