しまなみ海道はどれも大きな橋だから、橋桁がすごく高くて気持ちいいですね。
ただ、入口から橋桁までは必ず上りになるし、道のりがそこそこ長いのが地味にしんどいよね……。
スマチャリだとAIアシストがあるから、まったく苦にならないですよ。
ドヤッ!!!!
……くっ!
ドヤ顔をアシストしてしまった……。
しまなみ、本当に最高だなぁ〜。
(やばい、この感じだと、休みなくキャンプ場まで走り続けそう。地のものをいっぱい食べる計画が!?)
ねえ、橋を降りたら、少し休憩しない? イイお店知ってるんだ。
もともとレストハウスだった建物を改装した店内からは、すぐ目の前に因島大橋を望めます。先ほど渡ってきた橋の雄大な景色を眺めながら、おいしいフルーツ大福をいただくひとときは格別です。
「はっさく屋」さんは、大きなフルーツとあんこを柔らかなお餅で包んだ手作り大福が名物のお店です。
実はこのはっさく大福、一度食べたことがあって、この旅の楽しみのひとつでした。
無事に食べることができてうれしぃ〜!! はっさくももちろんだけど、因島でとれた大ぶりのいちご大福も最高。こいし的日本一の大福屋さんとして、決定しました!
……ちょっと疲れてきたかも。
まだ初日だし、私は体力温存のために直接港を目指すから、大山神社へは佐久間ひとりで行ってきて。
交通の神様である和多志大神を祀っていることから、しまなみ海道を走るサイクリストから信仰を集める大山神社。
日本で唯一の「自転車神社」の名前でも知られ、自転車をあしらったお守りや、自転車に貼って使える珍しいステッカー型のお守りが人気だそうです。
大麻(おおぬさ)を振って、この旅の安全を祈願してきました。
「自転車神社」があるなんて、さすが「しまなみ海道」。
境内はおごそかな雰囲気で身が引き締まる思いでした。授与所にはお守りやお土産がたくさんあり、満喫。記念にもなるのでぜひお立ち寄りを!
家老渡港から上弓削港へのフェリーは平日の昼間でも1時間に2便は運航しており、出航から10分もかからずに弓削島へ渡れます。
しまなみ海道サイクリングのメインルートから外れているからか、この便に乗船していたサイクリストは僕ら2人だけでした。のんびりとサイクリングを楽しみたい方にもおすすめのルートです。
島がこぢんまりとして、風景がめまぐるしく変わるのが楽しい!
クルマの往来も少なくて、不安なく走れるのも嬉しいですね。
しまなみ海道もゆめしま海道も走れて、初日は大充実!
スマチャリのおかげでこんなに荷物を積んでいてもとてもラクに走れて、景色も思う存分に楽しめました。
ここまで来たらもう大丈夫。意外と余裕だったかも!
これなら体力温存なんて考えずに「自転車神社」にも行っておけば良かった。
「佐久間ーーーー、自転車のギアが壊れたーーーーーっ!!!!!!」
なんか、ギアを変えられない。ずっと重いギアに固定されて超しんどい……。
ええっ! 大丈夫??? 自転車自体は動くの?
自転車は動くけど、走り続けるのはキツいかも……。
最後の最後でどっと疲れた〜。でも、あそこで体力を温存しておいたのは結果的に大正解だった。これも想定の範囲内……。
ごめんなさい。旅立ちの前に自転車をちゃんと整備しておくべきでした……。明日からどうしよう?
う〜、気を取り直して、キャンプではおいしいご飯食べるぞー!!