

メイン食材は「鹿肉のソーセージ」。熱源は焚き火を使ってワイルドに焼き上げていきます。勘が鋭い人はもうお気づきかもしれませんが、この焚き火台の形状がピザ焼きの重要ポイントです。

自転車旅でコンパクトな道具しか持参できなかったので、調理器具はミニスキレットとシングルバーナーとガストーチのみ。道具のハンデがある分、アイデアで勝負! スキレットの深さを活かして、シカゴピザ風にアレンジしようと思います。

具材はスイートポテトとプリンとジャムの3点のみ。風森さんと同じく、ピザ窯を使って焼きます。予熱ができていれば短時間でおいしく焼きあがるはず。うまく焼けますように!


僕は焚き火でピザを焼くので、生地を伸ばす前に、まずは焚き火の準備から。


火が着いたら、教えてもらった通り生地を伸ばし、スプーンの背の部分を使ってソースとなる焼肉のタレを塗って、これで下味はバッチリ。さて、ふたりはどんな感じかな?


私は野菜をカットし終えて、


これから生地を広げるところ。スキレットの上にクッキングシートを敷いて、焦げ付かないように工夫したよ。

これはナイスアイデアだね。油を使わないで済むし、洗い物も出ないから後片付けも楽でいいね。

小ぶりな鋳鉄製のスキレットも熱伝導がよくて理にかなっていますね。これならシングルバーナーでも焼けるかも。やるなあ。


僕は生地にジャムを塗ってプリンを乗せたら、あとはスイートポテトを適度な大きさに切って盛り付けるだけ。


あっという間に仕込みが完了。
さっき風森さんが使ってピザ窯の予熱も済んでいるので、一足早く焼いちゃいます!


早っ! こっちはまだ焚き火が……。

私もまだ盛り付けしてるところー。


スキレットの深さがあるのでチーズをたっぷり入れてボリューミーに。ピザソースは使わず、野菜の素材のおいしさで勝負するよ。


最後に柚子胡椒をまんべんなくたっぷりと。うん、いい香り!

(あら、柚子胡椒多くないかしら?)


さぁ、私も焼くよ。バーナー点火!

おっ、佐久間くん、そろそろかな。

みなさん、ちょっと注目してもらっていいですか? 僕のピザが焼き上がったみたいなので、ピザ窯から取り出しますよ。


じゃーん! うまく焼けました。佐久間特製デザートピザの完成です!

はぁぁ、いい香りだなあ。

鮮やかなフルーツが少しあると、より見栄えはよかったけれど、具材の組み合わせ方は間違いないね!

佐久間くん、もう出来上がったかー。めちゃおいしそう!
僕もようやく焚き火がいい感じになってきたから、焼き始めるよ。まずは下から火を当てて加熱。


生地の端が焼けてきたら、今度は上からの熱を加えるよ。


なるほどー! 火床が浮いているタイプの焚き火台だから、炎の下部も熱源として使えるわけですね。火をコントロールする楽しさもあるし、今度真似しよう!

焚き火っていうのが、メイン食材の「肉」にも合っていて雰囲気ある!


ジビエ肉を使ったピザが完成!

色合いがきれいでおいしそう!

野菜のトッピングのバランスもいいし、ピザソースに焼肉のタレを使ったのはナイスアイデアだよね。

私も仕上げに入るよ。


最後にガストーチで表面を炙って、焼き色が付いたら完成です!

柚子胡椒の香りが上品だね。見た目もいいじゃん!

分厚くて、お腹いっぱいになりそうなボリュームですね。

ピザソースなしで野菜の素材勝負! そしてこのチーズの量、チーズ好きにはたまらないね。柚子胡椒の量がちょっと気になるところだけど、果たしてどうかな。

