車中泊の使い勝手
ステップ ワゴン(2022年4月終了モデル)

フリード+でキャンプをするイメージ写真フリード+でキャンプをするイメージ写真

更新日:2020.11.11

今回チェックしたクルマ

ステップ ワゴン
タイプ:
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING
ボディーカラー:
プレミアムスパイスパープル・パール
※オプション装着車
※本車両は、すでに販売を終了しております。

ポイント.1広さ

3列目シート収納時
※モデルの身長:約174cm

キャンプで車中泊を楽しむ際は、3列目シートを収納し、1列目と2列目を倒したシートアレンジがおすすめ。長さ約220cmのベッドスペースを確保した上で、3列目シート部分を収納スペースとして活用できる。また、タテにもヨコにも開く「わくわくゲート」により、テールゲートからのアクセスも容易。キャンプの寝床として非常に使い勝手が良い。
3列目は軽々操作で床下に収納できる分割床下格納シート〈マジックシート〉により、肩口のストラップを引いて前に倒し、床に押し込むだけで簡単にフラットスペースを作れる。

ワンポイントアドバイス

ベッド+収納スペースで
快適な車中泊空間を作れる!

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

大人2名分のベッドスペースを確保してなお、3列目シート部分に長さ約63cmの収納スペースがある。床面がフラットなためとても使い勝手がよく、クーラーボックスを置いたり、コンテナやラックなどを配置して車内でよく使うものを収納したりと使い方はさまざま。
また、わくわくゲートから出入りすることを見越して、左側を玄関代わりに使うのも有効。雨で濡らしたくない靴を車内に置いておけるだけでなく、ベッドスペースを汚すことなく車内で靴の脱ぎ履きができて便利。

ヨコにも開くわくわくゲートは、車中泊の際は出入り口として活躍。車内からでもサッと開閉できるため、ラクに出入りが可能。

ワンポイントアドバイス

ちょっとしたひと休みには
2列目と3列目を倒すシートアレンジも!

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値
※モデルの身長:約174cm

運転席と助手席はそのままに、2列目と3列目を倒したシートアレンジでも、大人2名が横になるのに十分なスペースを確保できる。運転席を動かさずにアレンジできるので、買い出しやお風呂へ行く前など、その後に運転が控えている際のリラックスにもおすすめ。
倒した3列目シートの下には床が一段低くなった大容量のラゲッジアンダースペースがあるので、荷物を積んでおくことも可能。

また、2列目がベンチシート(タイプ別メーカーオプション)なら、隙間のないベッドスペースを実現できる。

ポイント.2段差&隙間

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値
※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

1列目、2列目ともに、倒したシートの座面部分と背もたれ部分の間に約11cmの段差があり、背もたれには湾曲がある。シートをベッドにするためクッション性は高いが、より快適に過ごすためには厚手のマットを敷くなどして、凸凹を極力解消しよう。
また、キャプテンシート車の場合、左右のシートの間に約25cmの隙間があるので注意。

ワンポイントアドバイス

厚手のマットで凸凹を緩和!

今回は純正アクセサリーの連結マットと厚さ約10cmのマットレスを重ねて使用。高低差約11cmの傾斜を完全に解消することはできないが、厚手のマットレスにより凸凹感が軽減されて、寝心地がグッとアップ。さらに、低反発仕様の連結マットをマットレスの下に敷くことで、よりソフトな寝心地になる。

ポイント.3キャンプ場での使用例

※数値はHonda測定値

ステップ ワゴンにカーサイドタープを装着すれば、車内を寝床に、カーサイドタープをリビングにするスタイルが実現できる。ステップ ワゴンの全高は184cm。市販されている多くのカーサイドタープに対応している。
リアはスライドドアのため、開いたドアがタープの内側に干渉しにくく、カーサイドタープの空間を持て余すことなく使うことが可能。また、ベッドメイキング後も3列目部分に収納スペースがあるため、キャンプ中はそのスペースを食器類や食材などの置き場としても活用できる。

今回使用した道具

今回持って行ったのは、ソロで1泊2日の車中泊キャンプを楽しむことを前提にした道具。車中泊キャンプではかさばるテントが不要なため、ご覧の通り、すべての道具を積み込んでも荷室は余裕だ。
助手席側のシートを倒した状態でも十分な荷室スペースがあるため、ソロで楽しむなら、SA・PAや道の駅などに立ち寄った際、シートを倒して気軽に横になって休憩できる。

積んだキャンプ道具の一覧を見る

積んだキャンプ道具一覧

車に積んだキャンプ道具一式の写真
  1. キッチン用テーブルキッチン用テーブル
  2. テーブルテーブル
  3. クーラークーラー
  1. ブランケットブランケット
  2. マットレスマットレス
  3. ラックラック
  1. コンテナコンテナ
  2. カーサイドタープカーサイドタープ
  3. クッカークッカー
  1. バーナーバーナー
  2. オイルランタンオイルランタン
  3. 焚火台焚火台
  1. トングトング
  2. LEDランタンLEDランタン
  3. 食器・調理器具など食器・調理器具など
  1. ゴミ箱×2ゴミ箱×2
  2. 寝袋寝袋
  3. 枕
  1. チェアチェア
  2. ルーフネットルーフネット
  3. ハンモックテーブルハンモックテーブル
  1. プライバシーシェードプライバシーシェード
  2. 連結マット連結マット

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荷室寸法やキャンプ道具の積み方は
こちらもチェック!

今回使用したクルマ

ステップ ワゴン SPADA・Cool Spirit Honda SENSING

はじめての方は、ココからチェック!どのクルマでも使える積み方の基本テクニック
  • ※安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
  • ※荷物は、必要に応じてラゲッジベルトなどでしっかり固定してください。
  • ※シートアレンジの各操作は、異物を挟んでいないか確認の上、無理に力をかけずに確実に行ってください。
  • ※各キャンプ道具は撮影のため用意したもので、形状等により積める量が異なる場合もあります。あくまで参考としてください。
  • ※当コンテンツ内にて掲載されているクルマのタイプ・ボディーカラーが販売されていない場合がございます。
    詳しくはそれぞれの車種サイトでご確認いただくか、販売会社にお問い合わせください。
  • ※このコンテンツは、2020年11月に撮影を行ったものです。
監修者(アドバイザー):
稲垣朝則