ペガスス座
●星座の特徴
「ペガスス座」は、大きな四角形の胴体と、そこから伸びる長い首を表わした星の並びが目立つ星座。胴体の部分は「ペガススの四辺形」、「秋の四辺形」などと呼ばれている。
●星の位置関係と見つけ方
秋の四辺形は、秋の星座を見つけるよい目印になる。たとえば、右(西)の辺を南に伸ばすと、「みずがめ座」を通って「みなみのうお座」の1等星フォーマルハウトが見つかる。左(東)の辺を南に伸ばすと、「くじら座」の2等星デネブカイトスが見つかる。また、左と下(南)の辺に沿って、「うお座」が広がっている。
さらに、左上(北東)の角の星からは「アンドロメダ座」が伸びている。実は秋の四辺形を構成する4つの星のうち、この北東の星アルフェラッツだけは「ペガスス座」ではなく「アンドロメダ座」に含まれる星なのだ。
ペガススは、翼が生えており空を飛ぶことができる馬。ギリシャ神話では、勇者ペルセウスがこのペガススにまたがり、アンドロメダ姫を救ったとされている。
監修者
株式会社アストロアーツ
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