こいぬ座

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学名
Canis Minor

星座の特徴

「こいぬ座」は、名前のとおり小さな星座。クリーム色の1等星プロキオンがあるので見つけやすい星座だが、それ以外の星は暗いので、イヌの姿を想像するのは少し難しいかもしれない。
プロキオンには「犬の前に」という意味があるが、これは「おおいぬ座」の1等星シリウスより先に上ってくることからつけられた名前。シリウスはかつて、季節を知るうえでたいへん重要視された星で、その出現を先駆けて知らせてくれる星ということでプロキオンも大切な星だった。

星の位置関係と見つけ方

「オリオン座」のベテルギウスと「おおいぬ座」のシリウス、そして「こいぬ座」のプロキオンを結んでできる三角形を「冬の大三角」と呼び、冬の星座や星を見つける目印になっている。また、プロキオンを含む冬の1等星6個をつないでできる大きな形は「冬のダイヤモンド」と呼ばれ、こちらも冬の星座や星を見つける目印になっている。

知っておこう!

ギリシャ神話では、狩人アクタイオンが連れていた猟犬といわれている。また、「おおいぬ座」とともに狩人オリオンが連れていたともいわれている。

監修者

株式会社アストロアーツ

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