コバネイナゴ

学 名
Oxya yezoensis
分 類
バッタ目イナゴ科
イナゴ属
似たような種類
ハネナガイナゴ。
見つかる場所は?
水田、休耕田(きゅうこうでん)、草原など。
分布
北海道、本州、四国、九州。
大きさ
成虫の体長はオスが28~34mm、メスが40mm。
捕れる時期
成虫は7月から12月ごろまで見られる。
捕まえるコツは?
水田で見かけるのは、だいたいこのコバネイナゴである。草をすくうように網を振ると採集できる。
生活史
5月ごろに卵から孵化し、7月ごろに成虫になる。メスは土中に、卵のう(卵鞘)にくるんだ卵を産む。卵のうの中の卵は、翌春孵化する。
エサ
おもにイネ科雑草。水田のイネをかじっている姿をよく見かける。イネの害虫。
特徴
体色は明るい緑色で、側面には黒色の線が頭部から尾部まで走る。背中は肌色、緑色、まれに紅色。名のとおり翅(はね)は短く、腹端(ふくたん)を越えない場合が多いが、長翅型(ちょうしけい)のものも見られる。
その他
水田やその周辺の草原などに極めて普通。地方によっては佃煮などで食用になる。

監修者

大庭 伸也(おおば しんや)

大庭 伸也(おおば しんや)

2007年岡山大学大学院自然科学研究科博士課程修了、博士(学術)現在の所属は、長崎大学教育学部准教授。水辺環境に棲む水生昆虫類を対象に、生態学的な視点から食性、繁殖行動、生物種間の相互作用について研究しています。平成22年度日本環境動物昆虫学会奨励賞受賞

監修:大庭伸也
写真提供:稲谷吉則、岡田賢祐、加賀田秀樹、川野敬介、後藤直人、
世古智一、中西康介、橋本洸哉、政所名積、渡部 宏(50音順)