肉が柔らかくなって、美味しく!
バーベキューに
持っていきたい調味料

家族や仲間とモリモリ食べるのがバーベキューの醍醐味ですが、ボリューム重視で肉を用意すると、ちょっぴり硬かったりニオイがしたりして残念に思うことも。そんなときは、調味料でひと工夫。今回は、バーベキューとの相性ぴったりで、なおかつ肉を柔らかくしたり、臭みを消したりしてくれる調味料をご紹介。味も変えられるので、バーベキューがよりいっそう美味しく楽しくなります!

更新日:2019.05.08

肉が柔らかくなる!
おすすめの調味料

甘口の焼肉タレ

りんごやキウイ、パイナップルなどのフルーツには、肉を柔らかくする作用があります。市販の甘口タレは原材料にりんごが使われているものが多く、漬けてから焼けば、柔らかくてジューシーな仕上がりに。
りんごなどの果実類が含まれていることが条件となりますので、甘口の焼肉タレを購入する際は、原材料のチェックを忘れずに。

コチュジャン

日本で手に入るコチュジャンの多くは、唐辛子のほかに水飴などの糖類が加えられています。砂糖を使うすき焼きもそうですが、糖類は保水力が高く、肉を柔らかくしっとりさせます。
本格的なものだと糖類が使われていないかもしれませんので、こちらも原材料に糖類が使われているかご確認を。

ナンプラー

ナンプラーに含まれている酵素も肉質を柔らかくする作用があります。ニオイが強いので、香味野菜とともに使うなど工夫が必要ですね。

ほかにも、ヨーグルトやマヨネーズ、すりおろしたタマネギ、みじん切りにした舞茸などを肉に塗っても柔らかくなりますよ。

調味料に漬けた肉は、網にタレがこびりつきやすいのがデメリットです。けれどもいちいち網を交換する必要はありません。蓋やアルミプレートをかぶせて高温にするか、バーナーで燃やしてしまいましょう。熱した後にブラシでゴシゴシこすればタレがきれいに落ちます。
なお、バーナーで燃やすときは、燃料部分に木炭の熱が伝わらないよう、必ずバーベキューグリルの外側から熱するようにしてください。

臭み消しは香味野菜や
カレー粉を活用

セロリ、パクチー、タマネギといった香味野菜は、肉や魚介類の臭み消しにぴったりです。オイル・塩とともにマリネして香りを移しましょう。

肉や魚とも相性がいいカレー。カレー粉と塩をまぶすだけで、子どもも喜ぶ香り豊かなバーベキューのできあがりです。さらにヨーグルトを加えると、タンドリーチキンっぽくなって、肉もしっとり柔らかくなります。

香味野菜は漬け込むだけでなく、パンやラップサンド用の皮にのせ、肉とともに巻いて食べてもよし。野菜をたっぷり食べられるというメリットもあります。

紹介した調味料を使った
おすすめバーベキューメニュー

肉が硬かったり、臭みを消したい時のために忍ばせておくというのもいいのですが、どうせ持っていくならこれらの調味料を使った絶品バーベキューを楽しんでみては。

おすすめの組み合わせは、スペアリブ×コチュジャン、カレー粉&塩×鶏肉、ナンプラー&セロリ×エビ。それぞれ10分ほどでしっかり味が付きますので、簡単です。あまり漬けすぎると塩辛くなるので要注意です。

スペアリブは表面がパリッと焼けたら、骨を下にします。そのままアルミプレートなどで蓋をして芯まで火を通せば、肉が丸焦げにはなりません。

鶏肉は皮から焼きはじめるとパリッと焼き上がります。

エビは焼きすぎると硬くなるので注意しましょう。

味が単調だと食べているうちに飽きてしまいますが、調味料を駆使して味に変化を加えることで、バーベキューがよりいっそう美味しく楽しくなります。ぜひお試しあれ!

※このコンテンツは、2019年5月の情報をもとに作成しております。