見た目もおしゃれ!
簡単!ハイクオリティーな
車中泊用シェード
更新日:2021.08.25

サイズはもちろん、デザインも愛車にピッタリに作れる!ハイクオリティーな車中泊用シェードの作り方をご紹介します。採寸不要&型取り・カットはフリーハンドでOKと、作り方はとても簡単。それでいて見た目もおしゃれ!内装のデザインや好みに合わせて、自分のクルマ(スタイル)にピッタリ合った相性抜群のオリジナルシェードを作ってみてください。
How to make -作り方-

今回はヴェゼルをモデルに製作しているが、どのクルマでも手順は同じ。材料は自分のクルマに合わせて適宜用意しよう。
ヴェゼル用に作成したシェードはフロントウインドウ、リアウインドウ、運転席窓、助手席窓、後席右窓、後席左窓用の全6枚。
材料

※各種材料の数量・サイズは、クルマの窓の数・サイズに応じてご用意ください。
- 【参考:ヴェゼルの場合】
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- ・アルミシート:1 × 約3.5m
- ・布生地:1 × 約3.5m
- ・45Lサイズの透明ビニール袋:6枚
- ・ナイロンテープ:2.5cm × 約15m
- ・ハト目:29個
- ・吸盤:29個
道具

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- ・カッターマット
- ・油性マジック
- ・ハサミ
- ・ハト目キット
- ・ハンマー
- ・定規
- ・ライター
作り方
※縫い代はすべて5mm
1.窓枠から型を取る

運転席、助手席、後席右・左の窓はいずれも作業法は一緒。まず窓の外側から霧吹きでまんべんなく水を吹きかける。
型取りの作業は窓の内側・外側、どちらで行っても構わない。作業がしやすい方で実施しよう。今回はリアウインドウのみ内側、その他の窓は外側で実施した。

そこに透明ビニール袋(ゴミ袋など袋状のものはサイドに切り込みを入れ、あらかじめ一枚状にする)を貼り付ける。この際ずれないよう、「窓枠の縁までピッタリと貼り付ける」のが重要。その縁に沿って油性マジックペンで一周、ラインを引く。

フロントウインドウの型取りで注意したい点は、ルームミラー周りの部分。こちらも外側からの作業が最適。ワイパーブレードを上げてから、写真のようにラインを引く。

リアウインドウはワイパーブレードが型取りの妨げとなるため、テールゲートを開けて内側からの作業。
2.アルミシート・布生地をカットする


型を取った透明ビニール袋をラインに沿ってハサミでカットし、それをアルミシート、布生地の上に載せて油性マジックペンで縁取りする。
ビニール袋がずれないよう、重しを置くと作業がスムーズ。

縁取りが完了。

アルミシートと布生地、それぞれをラインに沿ってハサミでカット。

すべての窓、同様の作業を行う。
3.アルミシートと布生地を縫い合わせる

布生地を上、アルミシートを下にして縫い合わせる。
【注意点】

助手席窓用と運転席窓用は同様の形状のため、表裏左右を間違えないように注意
(助手席窓用と運転席窓用で左右が逆になる)。後席の窓も同様。

ぐるりと一周縫いつけて完了。
4.テープを縫い合わせる

テープを半分に折り、はじめにテープの先端を3cm程度縫い合わせる。この作業をしておくことで以降の縫い合わせがスムーズに行える。

続いてそのテープを、工程2でアルミシートと布生地を縫い合わせたものの縁にフィットさせ、縫い合わせる。

この作業は縁の1辺ずつ行う。1辺できたらテープをカットして次の辺へ。

すべての辺にテープを縫い合わせたら、

余らせておいた先端約3cmの部分をハサミでカット。

ほつれ予防にカットした部分をライターで炙る。
5.ハト目を取り付ける

ハト目の位置は角から5cmが目安。穴を開けるポイントに油性マジックペンで印をつける。

ハト目キットの穴開け具&ハンマーを使い、印を付けた部分に穴を開ける。

このように穴が開く。


その穴にハト目金具をセットし、ハンマーで打つとハト目が固定される。


ハト目に吸盤を付ければ完成(吸盤は取り外し可)。

取り付けるハト目(=吸盤)の数は窓の大きさや形状に応じて適宜調整しよう。
- 監修:CLIMBheads 米田治人 https://climbheads.com/
今回登場したクルマ:ヴェゼル