キャンプで便利な機能が目白押し!
薪入れやミニテーブルにもなる!
ボックスタイプの多機能オットマン

更新日:2019.05.15

キャンプで便利な機能が目白押し!薪入れやミニテーブルにもなる多機能オットマンをDIYしました。収納付きの足置きとして使えるのはもちろん、クッションを外せばミニテーブルに早変わり。好みのくつろぎアイテムを持ち運ぶのに便利な収納ボックスにも。図面のPDFも公開していますので、興味がある方はぜひ作ってみてください!

How to make -作り方-

材料

※寸法表記:W(幅)、H(高さ)、D(奥行き)、t(厚み)

【木材:パイン集成材】
  • A. W285 × D375 × t15mm / 2枚 (側板)
  • B. W440 × D354 × t15mm / 1枚 (底板)
  • C. W430 × D300 × t15mm / 1枚 (天板)
  • D. W400 × D140 × t15mm / 2枚 (開き戸固定板)
  • E. W430 × D149 × t15mm / 2枚 (下側固定板)
【木材:シナベニヤ】
  • F. W380 ×D290 × t9mm / 1枚 (クッション受け板)
【その他の材料】
  • ・丁番(アイアン)/ 2個
  • ・取っ手(アイアン)/ 2個
  • ・バー取っ手(アイアン)/ 1個
  • ・マグネットラッチ/ 1個

【シート材料】

  • ・ウレタンクッション W390 × D300 × t40mm
  • ・ナイロンテープ25mm(L=150mm)
  • ・フェイクレザー W700 × D600mm

【塗料】

  • ・オールドウッドワックス(チューダーオーク)

工具

  • ・筆記用具
  • ・かんな
  • ・ガンタッカ
  • ・カッター
  • ・スケール
  • ・ノコギリ
  • ・紙ヤスリ
  • ・ノミ
  • ・金づち
  • ・自在ノコギリ
  • ・差し金
  • ・充電ドライバー
  • ・ダボ錐(6mm)
  • ・ジャンパーホック用手打ち工具
  • ・木ダボ(6mm)
  • ・ボンド
  • ・トーチ

図面

作り方

1.各板をカット

筆記具でABに切り出し線を描いてノコギリでカットする。

Aのホゾ穴を、ノミ&金づちでカットする。※カットは自在ノコギリでも可。

Aのホゾ穴とBのホゾの接合が合うか仮組みをする。ゆるい場合はそのままでOK。もう少しで入りそうならBのホゾを木殺し(金づちの打ち面が出ている方で叩いて圧縮すること)をする。
※木殺しをした部分はのちに復元する。よってサイズが合わない場合はホゾ穴の中を削るよりも先に木殺しをすること。それでも合わない場合は、こまめにヤスリで削って合わせる。

CFのホゾ穴も切り出し線を描いてノミ&金づちでカットする。※カットは自在ノコギリでも可。

2.枠組みの組み立て

Bにダボ錐でダボ穴を開け、ダボを差し込みボンドで固定。

ダボの受けとなるAにもダボ錐で穴を開ける。
※ダボの長さに応じて深さは調節を。

ABを組み立てる。

写真のように多少飛び出しがある場合は、カンナで削る。

ABを組み立てたのと同じように、CDEも固定する。
※ここで使うDの板は後面1枚のみ。間違えて開閉用の前面は固定しないよう注意。

3.シート部の作業

Fのホゾ穴にナイロンテープを通し、ウレタンクッション面側に50mm出してガンタッカで固定。

下から順にフェイクレザー、ウレタンクッション、Fを配置。フェイクレザーをしっかり織り込んでガンタッカで固定する。

ナイロンテープにジャンパーホックを取り付ける。

Cの中面にジャンパーホックの受けを固定し、クッション固定用パーツの取り付け完了。

4.塗装

全ての木材に塗料を塗る。
※塗装法は塗料の仕様に準じる。

5.金具を取り付ける

側面にバー取っ手を固定。またDの前面には取っ手、丁番を固定。扉の開閉具合を確認した後、Cにマグネットラッチを固定し、Dの裏面上部にその受けを固定して全作業完了。