更新日:2025.09.26
自然のなかでゆっくり過ごせるキャンプ。
焚き火、外ごはん、星空観察などなど、キャンプで何をするかを考えるのも楽しみの1つです。
たまにはのんびりと、空の下での読書も贅沢な時間。
家族や仲間同士でキャンプに出かけ、みんなでたくさんの本を読めたらどんなに素敵でしょう!
荷物がたくさん積み込めて、荷室を多彩にアレンジできるN-VANならではの特徴を活かしHondaキャンプのDIYページを監修する、木工担当と布担当の2者が腕をふるって制作に挑戦!
今回は、家族で楽しめるN-VANの「図書館化」を目指して6つのアイテムをフルDIYしました!
◆ BEFORE
今回はN-VANの荷室にさまざまな本棚と、車内で本を読むためにあったらいいな!と思うアイテムをDIYして設置します。
◆ AFTER
こちらが完成形!あとで詳しく紹介しますが、N-VANのユーティリティーナットを活用した本棚や、本の表紙が見えてインテリアとしても楽しめるハシゴ型本棚、加えて、車内で読書ができるよう座椅子も作ってみました!
それでは早速、実際に本を設置してファミリーキャンパーに使ってもらい、その使い勝手を聞いてみましょう!
運転席側後方の荷室には、木工の本棚を3つ設置して、たくさんの本が収納できる本棚にしました。
色とりどりにぎっしりと並べられた本に、子供たちは夢中そのもの。
脇目も振らず、早速クルマの中へ。なんだか秘密基地みたいで楽しそうですね。
お子さんの後ろにあるハシゴ型本棚は、表紙をパッと見て選べる作り。子どもたちも気になった表紙の本を迷わず手に取っています。
その隣にある本棚は、たっぷりと本が収納できる箱型。たくさんある中から好きな本を選んで読書ができます。
すっかり夢中になって絵本を読んでましたね。「クルマの中にたくさん本があって楽しい!」と娘も喜んでました。
一方、助手席側には布製の本棚を設置しました。
生地をシックなデニム地にすることで、ポップなデザインの絵本を透明のポケットにディスプレイして本が映えるように。本を変えれば、着せ替えのようにして楽しめます。
上手に表紙を前にして片付けられるかな?
おもちゃ的な感覚で本を収納できるこの本棚は、豊かな発想を育んでくれるでしょう。
ポケットの場所が決まっているのがいいですね。子どもたちが自発的にパズル感覚で楽しんでお片付けできそうでした!
DIYしたものの一部は、外に持ち出してキャンプ道具の一部として使えます。写真右側にある本箱は、荷室に設置したのと同じもの。箱としても棚としても活躍します。
本箱が持ち出せるのは便利ですね。普段からキャンプによくいく家族ですが、たくさんの本を自然の中で読むのは新鮮な体験!
座椅子は、アウトドア用のマットレスを活用する作りです。
床に敷いてあるシートも自作をしたアイテムで、屋内外で使えるよう、裏生地には防汚・撥水性のある素材を使ったシートになっています。
座椅子はマットの厚みや、布の柔らかさもあってか、子どもの身体に優しく寄りそうような形でフィット。リラックスして読書に集中できましたね。
広々としたN-VANの荷室。本棚を置いてもなお、親子で読書が楽しめるスペースがあります。
本棚をたくさん設置しても親子で一緒に過ごせるスペースがあるのはいいですね。広くて驚きました。床に敷いたシートはキルト生地が大正解。優しい肌触りが心地よかったです。
こうして完成したN-VAN図書館。
本に夢中になる子どもたちと、それを優しい眼差しで見守る親御さん。
突如としてキャンプサイトに登場した図書館から本を選んで、
読書をしながらファミリーキャンプを楽しむことができました。
それでは、ここからは各アイテムの特徴を紹介します。 N-VANの特徴を活用して挑戦的に仕上げたものや、キャンプ場で快適に本を読むための工夫を凝らしたアイテムの制作に挑戦しました!
N-VAN全タイプに標準装備されている「ユーティリティーナット」を活用した棚です。
本に加えて、小物やLEDランタンを飾ってキャンプの雰囲気を盛り上げるスペースに。
使用しないときは、本棚の部分を折りたためます。
N-VANの壁面には段差があるので、それをうまく活用した設計がポイントです。
さまざまな本が収納できるように、文庫本サイズ、雑誌サイズと2パターンの木の箱を作りました。
N-VANの荷室・壁面にある段差に合うよう考慮して設計。
持ち運びしやすいよう、取っ手を取り付けました。本を入れたまま移動できて片付けも楽々。
インテリアとしても効果的な、パッと見て本が選べる本棚です。お気に入りの表紙の本を吟味して飾るもよし。
車体にもたれかからないよう、ユーティリティーナットを活用して木材を取り付け、そこに引っ掛かるように本体の背面にフックを取り付けてあります。
N-VANの純正アクセサリー「ルーフインナーサイドパイプ」を使った本棚です。 本を収納するポケットを透明のビニール生地にすることでアイコニックな本棚になりました。本のカラーやデザインにより、雰囲気が変わるユニークなアイテムです。
「ルーフインナーサイドパイプ」にテープを通し、フックで固定することで安定します。
透明なビニール生地のポケットは、入れたい本の大きさに合わせてカットして縫い付けています。
座椅子はキャンプ用のお手持ちのマットレスに合わせて制作できるように設計。
ピクニックシートは車内でも野外でも使えるよう特色の違う2枚の生地を重ねて縫い付けました。
座椅子の中にはキャンプで使うマットレスを入れます。長さがある部分は折りたたむことで厚みが出てクッション性が向上。また空気の量によって好みの座り心地に調節できます。中身を自在にカスタムできるのも楽しいですね。
地面が湿っていても大丈夫。片面には防汚・撥水性の高いレジャーシートを採用しました。このシートは作成がとても簡単で、カラーや素材のアレンジが手軽にできます。好みのコーディネートを楽しんでください。
以上6つ、魅力たっぷりのアイテムをDIYしました。
どれも実用的でオリジナリティーがあり、所有欲を満たしてくれるアイテムです。
なお、今回制作したアイテムは、本の積載をしたままの移動を考慮して制作をしていません。移動する際は、取り外し積載するようにしましょう。
ぜひあなたの車でも、キャンプで楽しめる図書館を作ってみませんか。
制作したアイテムの詳しい作り方と設置方法は、近日中に公開予定です。公開までしばらくお待ちください!